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都内の歯科医を書類送検へ インプラント手術で女性死亡 過失を否認
産経新聞 8月1日(月)0時49分配信
東京都中央区八重洲の歯科医院で平成19年、人工歯根に人工の歯をつける「インプラント手術」を受けていた都内の女性会社役員=当時(70)=の容体が急変し死亡した事故で、警視庁捜査1課が近く、業務上過失致死の疑いで、女性を手術した男性歯科医を書類送検する方針を固めたことが31日、捜査関係者への取材で分かった。捜査関係者によると、歯科医は捜査1課の調べに、手技の過失を否認しているという。
捜査1課の調べなどによると、女性は19年5月22日、同院で男性歯科医にインプラント手術を受けていた最中に出血が止まらなくなり、容体が急変。心肺停止状態となり、同院で止血や心臓マッサージなどの救命措置を受けたが容体が回復せず、近くの病院に救急搬送された後の翌23日に死亡した。
捜査関係者によると、女性の手術では、ドリルがあごの骨を貫通した上、動脈を巻き込んで切断し、大量出血した可能性があるという。警視庁は歯科医の手技に問題がなかったか事情を聴くとともに、手術前後の経緯を調べていた。
インプラントはドリルで歯茎に穴をあけ、あごの骨に人工歯根を埋め込み義歯を装着する外科手術。医療関係者によると、入れ歯に比べて、かみ合わせがよく、見た目がきれいなことなどから、手術を受ける人が増えている。
歯科医は事故後、女性の遺族らに対し、手術の際、持病などにより体調不良だったと説明した上で、手術ミスを認めていたという。遺族らはその後、約1億9千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしていた。
歯科医は、国内のインプラント手術の先駆者として知られていたといい、事故当時は同院の院長を務めていた。
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