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iイレッサについて    安保徹「免疫革命」より抜粋
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/402.html
投稿者 Palapala 日時 2011 年 1 月 28 日 23:36:13: MfW3M5qqlF51E
 

 ここ2日ばかり、「イレッサ」についてニュースになっているので、安保徹の著書「免疫革命」から当該箇所を紹介しておこう。
  P108より引用開始
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 抗がん剤治療の問題点を象徴するイレッサ

 2002年12月以来、副作用によって多数の死者をだし、物議をかもしている肺ガン治療用抗ガン剤イレッサ(一般名ゲフィチニブ)の問題は、抗ガン剤治療の問題点を象徴しているように思われます。
 イレッサは、ガンを小さくする力が強く、さらに、抗ガン剤治療につきものの白血球の激しい副作用が少ない「夢の治療薬」として、エイズ治療薬をのぞけば、異例のスピードで承認されました。経口薬であるという手軽さもあって、たくさんの患者の期待を集めたようです。しかし、2002年7月に発売して半年もたたないうちに120人を超える死者をだしています。イレッサで死亡した患者たちのおもな副作用は、間質性肺炎というもので、これは肺胞の間の組織である間質に炎症が起こるものです。息切れがし、呼吸が苦しくなり、咳が止まらないというのがその症状で、ひじょうに苦しいものです。
 イレッサは、世界に先駆けて日本の厚生労働省が最初に承認しました。厚生労働省は、薬品の認可に時間をかけすぎているという批判を受けて、いちはやくスピード認可をしたのです。報道によれば、アメリカの承認審査を控えた製薬会社が、イレッサの副作用を実際よりも軽く報告していたとか、副作用の報告を控えていたという問題もあったようです。また、イレッサはほかの抗ガン剤治療を受けたことのある肺ガン患者および手術不能、あるいは再発した肺ガン患者を対象としている薬なのに、じっさいには、大腸ガンや乳ガン、膀胱ガンや脾臓ガンの患者にも服用者がいたことがあらわになりました。患者から必死に乞われたために、医師の側で断り切れなかったケースもあったようです。
 しかし、こうした問題はどれも、私には表面的な問題に思えます。きちんと認識しなければならないのは、ガンの縮小はガンの治癒ではない、ということです。イレッサが目標としているのは、ガンの縮小です。しかし、ガンが小さくなることがつねに治癒への道であるとは限らないのです。それは、ガンとともに、体中の細胞組織の再生が抑えられている証かもしれないのです。
 また、先にも述べましたが、ガンは、交感神経緊張状態から免疫力が弱まり、顆粒球が増えた結果、組織破壊が過剰になって起きたものです。万が一、まったく副作用なくガンの部分だけを取り除くことができたとしても、発ガンを促した交感神経緊張状態を、生活全体を視野に入れて改善しなければ、また発ガンする危険性が大いにあります。
 イレッサは、ガン細胞が増殖を促す因子であるタンパク分子にだけ働いてガンの増殖を止め、小さくしていくという薬で、「分子標的薬」とよばれる新しいタイプの抗ガン剤です。ガン細胞が出すタンパク分子だけを標的としているから、ほかの組織を攻撃することがない、というふれこみでした。しかし、現実には短い期間にこれだけの副作用が起こっています。もちろん、イレッサを服用してガンが小さくなり、副作用もほとんどでていないという患者もいるようですが、そうした人たちについても、服用から数年単位で、これからどういう経過をたどっていくのかを見極めていく必要があるのではないかと思います。じっさいに、イレッサを数クール服用してガンがみえなくなったと喜んで退院したら、その数週間後には肺繊維症を発症して亡くなったというケースも耳にしています。肺繊維症を起こすくらいですから、リンパ球は10パーセントを下回っていたのではないかと推測します。イレッサが効いたという患者は、ガンが小さくなったと退院した後で、まもなく亡くなってしまったという患者が高い比率で出現している可能性も否定できないのではないでしょうか。きちんと調べていく必要があると思います。
 イレッサの件を耳にして、残念に思うことがあります。イレッサは、肺ガン用の抗ガン剤ですが、一般的に、「肺ガンは治りにくい悪性のガンである」と思っている人が多いようです。たしかに、肺は組織が細かく枝分かれしているために、手術が難しい臓器です。だから一般の人々は、「肺ガンになったらもう打つ手は限られている」と思いがちなのでしょう。しかし、免疫療法の目から見れば、じつは、肺がいちばん治療が簡単なのです。なにしろ、胸を張って深呼吸することが、即、治療につながっていくからです。肺ガンの患者にこそ、すぐにあきらめたりしないで、生活全体の改善にとりくむ免疫療法を知ってほしいと思います。
 以上述べてきたように、今回のイレッサの問題は、抗ガン剤のかかえているさまざまな問題を多面的にはらんでいますから、ことにようると、今後のガンの医療の方向に、少なからず影響を与えるのではないかと思っています。いわゆる抗ガン剤離れを促す可能性もあるのではないか、と考えています。
__________________________

引用終了

 阿修羅など、ネットに親しんでいるムキには、まさか親族にガンの三大療法などやっている御仁はおらんやろが。以下、わては文章能力が希薄なので思いついたことを箇条書きにしておく。

★ 歯やら、鼻、胃腸、循環器、ガンにいたるまで原因は、ストレス、働き過ぎ、薬漬けという。慢性病の七割方はそれによるリンパ球不足。そして、このようなわかりやすい理論を知る人も少数派というんだから驚くやら気味が悪いやら。
 そのわけは、西洋的医療、現代薬などの医療産業はカネがあるので、マスコミも悪しきは報ぜず良きは大々的にという傾向があり、いっぽうで民間療法はその逆に報じられる。東洋療法も疎んじられる。と、そういうことだろう。

★ 患者にも責任がある。自分の病なのにヒトに頼り切り。病院に行ったら薬をもらわないと、そして痛みを治してもらわないと満足できない。病院側も薬を出したり対症療法をすれば儲かるし、患者には満足してもらえるという事情がある。

★ 官僚も製薬業界のために働くので保険適用をあれもこれも認可してしまう。その薬が国民を難病に追いやっても何の痛痒もないだろう。

★ 本当にマスコミが国民のために働き出したら医療保険制度は逆の意味で崩壊するかもしれない。慢性病には免疫療法東洋医療が主流となり、医療にかかるカネが大幅に減ってしまうから、、、食えなくなるひとも出るだろう。国民が健康的にすごせるようになるのならそれもいたしかたないのではないか。保険料も減ることだしね。

★ しかし現状ではマスコミは国民を欺き続けるだろうから愚民は薬や誤った知識で病に苦しみ続けるだろう、製薬会社さん、その後ろにいる軍需産業、石油産業の皆さんご安心ください。そうです。日本人の多くはマスコミ、つまりあなた方の手下を盲信してますだ。  

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コメント
 
01. 2011年1月30日 20:57:10: 7xCBJu2D8E
世界医薬産業機構体は各国の政府を始めあらゆる職種にまたがっている。
意識しようがしまいが、これで飯を食っている(生活の糧)にしている善良な市民が従事している。
これに異を唱えることは誰であっても無力感をもつだろう。
それだけ世界中に浸透しているわけだ。

真実などどうにでもなるという事だ。
これを壊そうなどと考えてはいけない。

唯一の対策は
この虚構産業体に身を任せない
こと以外にない。

需要があるから供給が成り立つのだ。
あえて吸血鬼に血を吸わせる需要側に問題があるだけのことなのだ。

薬害○○の中身はなんでもよい、これからもまた続いて出てくるだろう。
それが、薬というものの宿命なのだから。

いくら訴訟を起こしてもきりがない。

薬害の責任は患者にも重大な責任があるという事を知るまでは続くのだ。


02. 2011年1月30日 21:03:01: 7xCBJu2D8E
こんな需要がある限りは薬漬け医療は供給し続けます。

患者会メンバーが承認取り消し問題に切実な声
私たちからイレッサを奪わないでください!!
http://www.gsic.jp/cancer/cc_20/irs/02/index.html


03. 2011年1月30日 21:13:31: 7xCBJu2D8E
なお、これで飯喰っている権威筋の人達がチャンとこう言っている。
「イレッサ被害は薬害ではなく、あくまで副作用によるものだ」
国立癌研究センター理事長談。
(当然だろう。これが否定されたら自分たちの存在価値が無くなる(飯の種を失う)という、単純と言えば単純な理由だけど)

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110124-00000006-cbn-soci

レッサ和解勧告は「医療の根本を否定」―国立がんセンターが見解

医療介護CBニュース 1月24日(月)20時55分配信
イレッサ和解勧告は「医療の根本を否定」―国立がんセンターが見解
イレッサ訴訟の和解勧告に、「医療が成り立たない」との懸念を示す嘉山理事長(1月24日、国立がん研究センター)
 肺がん治療薬「イレッサ」をめぐる訴訟で東京、大阪両地裁が示した和解勧告に対し、国立がん研究センター(嘉山孝正理事長)は1月24日、イレッサ被害は薬害ではなく、あくまで副作用によるものだとし、「副作用での不幸な結果の責任を問うという判断は、医療の根本を否定する」との見解を発表した。

 見解では、イレッサの副作用である間質性肺炎について、▽身近な薬でも発生する副作用の一つである▽添付文書に重大な副作用として記載されているほか、国は市販後も副作用情報を集め、緊急安全性情報を出している―といった点から、「薬害エイズやB型肝炎のような人為的過誤による薬害被害とは全く異なる」「(国は)医療現場から見ても、イレッサの安全性の確保に十分注意してきた」と説明。不可避なリスクの責任も問われるようになれば、「すべての医療は困難になり、効果のある患者さんも恩恵が受けられなくなる」と強調している。
--------------


以上のように、添付書にはチャンと書いてある。
君はそれを読んだのかねと。そんな事は先刻承知して抗がん剤を飲んでいた「あなた(患者)」にも責任がある。

これが「国立」という感性(官制)であるようだ。
もちろん、訴訟裁判で勝っても国民(あなたがたの税金)が支払うだけのことですよ・・・という事も知っているでしょと、患者にあらかじめ話してあったかどうかは不明だが。


04. 2011年1月30日 21:34:32: 7xCBJu2D8E
ついでにだが。
「今更ながら・・」という感じもするのだけど。

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http://hon42.com/iryou/kou10b.html

●約一五兆円ガン産業の五角形″利権
私は、これまでガン産業という巨大利権が存在する……と説いてきました。
日本では、年間約一五兆円とみられるガン関連医療費に群がるガンマフィアたちが、それです。その構造が、見事に黒いペンタゴン″ に符号するのです。
@「政」 (厚生族議員)
A「官」 (厚労官僚)
B「業」 (製薬メーカー、病院等)
C「情」 (マスコミ)
D「学」 (医師会、ガン研、大学医学部……など)

図7 “黒いペンタゴン”の図式−日本を堕落させた元凶
http://hon42.com/iryou/pentagon.jpg


この五角形構造から、医療費を払い医療を受ける側の患者(国民)が、スッポリ抜け落ちていることに、あなたは暗澹となさるでしょう。

国家までもが、この利権構造の一翼を担っているのです。抗ガン剤は「猛烈発ガン物質」などと本当の事≠公に言えるわけがない。

マスコミにとってスポンサーの製薬メーカーは神様≠ナす。「スポンサーに関わることは一行、一字書けない、言えない」がマスコミの本音です。また企業や政界に研究費や名誉、地位を握られた「学界」も利権の奴隷です。

この五角形<lットワークは利権を守るだけではありません。これら特権を侵して来る者に対しては苛烈な弾圧、攻撃を加えてきます。
かつて食事を変えるだけで数多くの末期ガン患者を救ったアメリカのマックス・ゲルソン博士は全米医師会から医師免許剥奪の脅迫を受けました。
さらにアメリカでは代替療法でガンを治療する医師たちは逮捕され、医院は閉鎖されました。

  (中略)
二〇〇六年一月、厚労省は「ガン登録制」の全国整備に乗り出した。ガン患者が受けた診療内容、経過など情報を全国規模で収集整備する、という。
目的は「全国どこでも質の高い″ガン治療を受けられるようにする」。ちょっと待った、と言いたくなる。

彼等がいう質の高い″医療とは三大療法″のこと。代替療法などカケラも入っていない。つまりは、ガン患者を代替療法に走らせず、三大療法″ へ囲い込む戦略の一端で・・・
-------------------

代替医療は目の敵にされる理由(わけ)だ。


05. 2011年2月07日 15:00:19: DCHDReL3A2
>マスコミにとってスポンサーの製薬メーカーは神様≠ナす。「スポンサーに関わ>ることは一行、一字書けない、言えない」がマスコミの本音です。また企業や政界
に研究費や名誉、地位を握られた「学界」も利権の奴隷です。

これが日本にとって不幸だよね。
社会正義を一番追求すべきなのが、ジャーナリストと学者のはずなのに。
名誉・給料・研究費を企業と政府に握られているから何もできなってわけか。

御用学者にならないと科研費などの研究費がもらいにくくなる仕組みが出来てしまったわけなんかな。


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