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http://www.cnn.co.jp/world/30001444.html
2011.01.08 Sat posted at: 11:41 JST
英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(BMJ)は、1998年に英国で発表された、幼少期のワクチン接種と自閉症の発症の関連性を指摘した論文は「巧妙なでっちあげ」と指摘した。
BMJは独自の調査結果を発表し、同論文の著者であるアンドリュー・ウェイクフィールド医師が調査対象の12人の患者全員の病歴を偽ったか改ざんしたと結論付け、ウェイクフィールド氏の責任は「疑いない」とした。
ウェイクフィールド氏は5日、CNNの番組に出演し、論文は「大幅に歪曲された」と述べた。他方、BMJ掲載記事を執筆したジャーナリストのブライアン・ディアー氏は6日、ウェイクフィールド医師に刑事責任を問うべきだと指摘している。
この論文が原因で、はしか、おたふくかぜ、風疹の新3種混合(MMR)ワクチンの接種は大幅に減少した。英国では論文の発表後、ワクチンの接種率は2004年までに8割まで減少し、その結果、はしかの発症率が近年急増している。
ディアー氏は、ウェイクフィールド氏はワクチンメーカーの提訴を目論む弁護士らの依頼で調査対象の子供たちの病歴を改ざんしたと指摘。ウェイクフィールド氏は弁護士らから43万5000ポンド(約5600万円)以上の金を受け取ったとされる。また、BMJのゴドリー編集長によると、ウェイクフィールド氏が論文を執筆する際に調査対象とした12人の患者のうち5人にはワクチン接種前から発達障害があり、3人は自閉症ではなかったという。
しかし、ウェイクフィールド氏はMMRワクチンと自閉症の関連性は子どもの親たちの主張であって自分の主張ではないとし、さらに同氏の論文はメーカーに対する訴訟とは無関係だと主張している。
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