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自然な栄養素トリプトファンを真似ただけの抗うつ剤プロザック  薬の医学から食の医学へ
http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/294.html
投稿者 施折 日時 2010 年 5 月 13 日 07:48:57: oWnbXmg6veTQQ
 

自健会相談員 SAWADAのからだケア  トリプトファンとプロザック
http://blog.livedoor.jp/ninomiyatchizuko/

ただいま糖質制限に加えて、たんぱく質を優先的に食べ、酵素できっちりと消化するように食べています。

このような食べ方で、眠りの質が変化してきたのはすでに報告してあります。

睡眠が比較的短時間(6時間)で済むようになり、疲労回復が速やかです。また思考能力がクリアに、より強度が上がったように感じられます。


糖質を食べた日は(職場で出るお菓子、やむなく食べる外食に含まれる糖質)思考能力が若干どんよりとする感じを受けています。
かすかな変化ですが朝、起きたときに二日酔いと同じ種類のけだるさを感じるのです。
頭が重い感じですね。


これが糖質の害によるものなのか、消化が悪くなるからか、はたまた食事の枠から単純にたんぱく質が追い出されるからなのか。そこのところがちょっとはっきりしません。


たんぱく質を優先的に摂取。加えて酵素を使っての完璧な消化。
これで睡眠の質が変わった。運動後の筋肉痛が起こらなくなり、かつ筋肉の状態が良くなった。

このことから必須アミノ酸がいままでよりも効率よく供給されているのだと推測できます。
また、このような改善があるということは、これまでの食べ方では不十分だったのだともいえるわけです。


・・・・これまで何度も何度も私が実感していることですが。


こんな変化がおこるなんて。
ほんとうに、やってみないとわからないものですねえ(溜息


自分の健康状態は完璧と思っていても、実は穴だらけなんだって何度でも思い知らされます。


対策で改善があると満足。今が快適な状態だと毎回思ってはいるのですよ。
そこで満足してしまえば、次への行動は絶対ないわけです。

私のように健康に関する相談を受ける立場だからこそ、いろいろやってみる動機も維持できてるようなものです。

最初は仕方なしの気持ちが多少あっての実行でも、以前よりも快適な体の状態がすぐ気に入ってしまいます。


これも役得なんでしょうか(笑
結果的に、私が一番得になっているわけです。

さて、以前「医者も知らないホルモンバランス」なかにある必須アミノ酸のトリプトファンの記述の部分をふと思い出しました。
この部分を読んだ当時は私の中では必要なものとの認識はなかったので、意識から取りこぼしています。


今、読み返してみて、トリプトファンについて調べてみると今回の睡眠の質の変化を裏付ける説明があります。ちょっと引用してみましょうか。


「トリプトファンは牛乳や肉類などのなかにたくさんある自然なアミノ酸だが、20年前から(この本は1996年出版)睡眠補助剤や抗うつ剤として非常にポピュラーなものとなった。適切に使えば、効果も高く副作用もごくわずかである。しかし、日本から輸入の汚染されたトリプトファン製品が多くの人命を奪ったり病気を悪化させたりしたためFDA(アメリカ政府食品医薬品局)はサプリメントとしてのトリプトファン製品の自主的回収を勧告しこれがアメリカでのトリプトファンの実質的な禁止となった。
しかし皮肉なことにアメリカではトリプトファンは今でも乳児食や老人用の点滴栄養剤のなかでは使われている。トリプトファンが入っていないと栄養が完全なものにはならないからだ!
汚染されていないトリプトファンなら、薬理レベルの量でとってもそれが有害だという証拠はない。偶然のように・・、否、そう偶然ということはなさそうだが・・製薬会社は最近新しい抗うつ剤の広告と消費者の啓発に巨額な金を注ぎ込んでいる。新しい抗うつ剤のなかには、トリプトファンと同じような仕組みで効果を発揮するプロザックという抗うつ剤も含まれている。これらの薬は効果の発揮の仕方で、トリプトファンやその他の自然なアミノ酸とほんのすこし違うだけだが、副作用のリスクは大いに違う。プロザックは数年という短期間に直接的に1000人の命を奪ったという関連が指摘されていてFDAもこれを認めているにも関わらずまだ市販されていて驚くほど売れている。(医者も知らないホルモンバランスP、110)」


この文の中には、何重にも学ぶ点があります。

第1に、トリプトファンは睡眠や抗うつの役割を担う必須アミノ酸である。
これが供給不足となれば睡眠障害や鬱が起こる。そうともいえるわけです。
言い換えれば、睡眠障害が起こっている背景にはこのトリプトファン不足があるかも知れない、ということ。(その隠れた原因に糖質の過剰と消化の悪さも絡んでいるかもしれないこと)

第2に今流通している抗うつ剤のプロザックは 自然な栄養素であるトリプトファンの役割を巧妙に似せたものであること。ただ、プロザックには分子構造の違いによって副作用が発生してしまう。

第3には今現在においても「鬱には早めの薬が必要です。」といった宣伝が絨毯爆撃のようにおこなわれ、自然な栄養素のトリプトファンの役割については誰一人、おおやけに語る人がいないこと。たとえいたとしても、広告の爆撃にかき消されてしまう。

この結果、一般人は鬱や睡眠障害の対処は薬しかない、と思い込まされてしまうこと!!

続きます。
 

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コメント
 
01. 2010年5月13日 09:01:37: t0EhjZTOMg
トリプトファンは日本では一般入手可能だが、アメリカでは入手不可能だそうだ。過去に異物が入って死亡者を出した事件があり、FDAはそれを理由に規制をかけてしまった。
しかし、メラトニン(これも睡眠剤として売られている)は日本では売っていないでアメリカでは入手可能。輸入代行するネット販売店では買えるが1回の注文で2つまでしか注文できない制限がある。

トリプトファンはセロトニンをとおしてメラトニンになるという間柄なのに、販売となると日米で規制がかかったりかからなかったりと、製薬メーカーの思惑を感じずにはいられない。


02. 2010年5月13日 12:40:33: wZfk10nrMU
>「鬱には早めの薬が必要です。」といった宣伝が絨毯爆撃のようにおこなわれ

たしかにこの事が呪縛になって患者さんたちをつくっているのでしょう。
「放っておくと大変な事になりますよ!」という脅し文句を医療側から言われて平気でいられない状態ですし。
弱っているときや困っているときに効くのはこういう脅し文句ですから。

私は「何かに頼らないといけない」という刷り込み状態にあるひとには、小麦粉の錠剤でも与えてやった方がむしろ治りが良いと思うのですが。
それもちょっと高めの価格設定をしてですね。高い方が効くという思いこみ効果がありますし。

それじゃあ詐欺じゃないか!って?
どうせ抗うつ剤なんてのは詐欺剤ですから、むしろ罪はない方ですよ。

ほとんどのひとは知らないのでしょうが、プラシーボ効果というのは医学でも統計が出ているのです。薬害もないニセ薬の方が偽治療業界にぴったりだと思いますけど。


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