03. 2010年2月26日 06:14:48 >歯科医を医師並、歯科衛生士を看護師並に扱わないといけません。それだけ重要なのです。だんだん様子が分かってきました。介護における「口腔ケア」の重要性のこと,うっかり忘れていました。やはり、これには賛成です。 さて、日本は医業を継がせることが多い国だと思います。私大医学部、歯学部の学生は、圧倒的な数が親が,医師、歯科医師が多いと思います。そうでない場合、金持ちの子弟です。つまり、おそらく、90%以上は、寄付金の金額で入っていると思います。体のいい,裏口入学です。学力より、カネの力で入っています。わたしの同級生などでも、5段階評価でオール2だったようなやつ、絵に描いたようなボンクラ 、高校でも勉強なんかそっちのけで私立医大、歯科大にはいっていますからね。親が,医者です。 この現象は欧米,特にアメリカでは制度的にカネで入学することができない仕組みになっています。また、人物評価に時間をかけていますし、数学ができなければならない、ということもありません。学部レベルでは,文学専攻、社会学専攻でも医学大学院に入ったりするのはごく普通です。 米国では,通常,大学を出て、社会人経験して,医学大学院に入りますから,30才で入学なんてざらです。社会経験をしない人は,大学院の人物検査で,評価をもらえないのです。 ですから、社会的に常識をもち、そして、医学に情熱を持ち,人格も,立派な人が入学できるようになっています。 日本では,18才で入学。動悸は,親が医者だからとか,数学の点がいいから,高校でそう進路指導受けたから(ただし,国公立),などが普通です。本人が,自分の適正も知らず、あるいは,嫌々,入っていますから,医業への情熱度、志は低いです。親や学校に言われたから,というのが普通。 で,社会経験もなく医師になります。社会的に訓練も受けず,社会常識もそだたないまま、つまり人格も練られないまま、24才で医師になります。子どものまま医業につくわけで、あとは、医師の世界で,ちやほやされて,いい気になって、世間知らずで,医業をします。くだらない医師、ふざけた医師、女癖の悪い医師など日本は掃いて捨てるほどいます。 日米比較すると、医者の質がまったく違ってきます。粗製濫造です。医師の質を問題とせず、医師の数を単純計算するだけです。 日本の医師養成に関しては米国型にした方がいいと思います。 日本では,せめて私大出身の医師、歯科医師にだけはかかりたくないです。これは最近買った矢沢永吉の30年前の文庫本,成り上がりという本にも彼の経験で,私大医師にひどい結果にされた,俺は,国公立出の医者にしかいかない、としています。 医業への情熱は弱く,学力もない、一般社会経験もない。 医師が,家業化している日本の医師の質のレベルはあがることはないでしょう。 医学関係は私立を廃止してすべて国公立のみにするか、私立でも,寄付金を前提とした入学制度をやめさせるかする必要があると思います。 ただ、既得権益を主張する医師会は,現行制度の変更を絶対拒否することはまちがいありません。 日本では医師の,エゴで、医業が形成されています。封建制度、封建時代がまだ、つづいているのです。 医師を何人増やす減らすや,保険点数の数字合わせの思考は,主に医師会に属する,医師の側の見方だと思います。家業がなりたたなくなる、との恐れが背景にあるのだと思います。 患者側からみれば、質の高い医師の要請を臨んでいます。
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