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【社説】診療報酬改定 医療再生へどうつなぐ (中国新聞) http://www.asyura2.com/09/iryo03/msg/234.html
(回答先: 【社説】診療報酬改定 勤務医不足に歯止めを(琉球新報) 投稿者 gataro 日時 2010 年 2 月 14 日 10:33:06) http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh201002140084.html 診療報酬改定 医療再生へどうつなぐ 激務で産科や救急の病院勤務医は不足がちであり、それが地域の医療崩壊にもつながっている。せめて報酬をアップして改善につなげたい。そんな狙いがうかがえる、中央社会保険医療協議会(中医協)の答申だった。 「医療再生」を掲げる民主党政権下で初めての診療報酬改定は、0・19%とわずかだが、10年ぶりのプラスになった。その引き上げ分5700億円のほぼ8割を、病気が見つかって間がない急性期の入院医療に手厚く配分する内容だ。 難しい手術への報酬も大幅にアップ。勤務医の負担を軽くするため人を増やしたり、事務を補助するスタッフの手当も加算したりすることになった。まだまだ不十分とはいえ、地域の医師不足に少しでも歯止めがかかることを期待したい。 最大の懸案は、病院と診療所で差がある外来診療の再診料をどうするかだった。病院が受け取るのが600円に対し、診療所の開業医は710円で、110円の開きがある。これを今回、690円に統一した。病院を90円アップする代わりに、開業医は20円引き下げたのである。 これまでは開業医が多い日本医師会(日医)の抵抗が強く、再診料引き下げが見送られてきた経緯がある。入院は病院、外来は診療所という役割分担で地域の医療を支えてきたのだから、という開業医側の言い分にも一理ある。ただ初診料は既に統一されており、一般の市民には格差があるのは理解しにくい。政権交代で日医からの委員枠がなくなったこともあり、押し切られた形だ。 一方で、開業医が夜間や休日でも患者の電話相談に応じるなどすれば、再診料に30円加算される仕組みも新たに盛り込まれた。下がった分は、地域貢献に力を入れてカバーしてほしいというわけだ。十分に機能すれば、より安心できる仕組みにもなるかもしれない。 もちろん、「医療崩壊」の現実は報酬による誘導だけで変えられるほど甘くはない。他の先進国に比べ医師の絶対数が不足している。腰を据えた育成策が必要だ。 地域的な偏在の問題もある。病院と診療所の役割分担や連携を、どう位置付けるか。難病などで長期療養のケースへの配慮も求められる。患者にとって何が大切か、将来ビジョンのある総合的な医療政策を練り上げることが欠かせない。
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