投稿者 虹の仙人 日時 2010 年 2 月 11 日 11:52:37: ZmDTMI6bcHXKo
歯科の再生は初再診料を医科と同じかそれ以上にすることから始まります。
歯科の再診料は723円以上ないと赤字です。
医療安全にかかる患者一人当たりのコスト
歯科 医科
患者一人当たりのコスト 268円 89円
患者相談対応を含むコスト 723円 163円
初診料 1800円 2700円
再診料 400円 710円
歯科の4年前の削減は700億円です。今回の記事にある医科の200億円減とは比較にならない。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2010021102000086.html 2010年2月11日 朝刊
二〇一〇年度の診療報酬改定をめぐる調整が十日、厚生労働相の諮問機関・中央社会保険医療協議会(中医協)で決着した。十二日に長妻昭厚労相に答申する。難航した病院と診療所の再診料の一本化では、病院の再診料を現行から九十円引き上げて、六百九十円(患者負担は原則三割)で統一することに決まった。十年ぶりのプラス改定(0・19%)を受けた財源配分は、疲弊する病院医療の再生に比重が置かれたものとなった。
十日の中医協では、開業医の委員が学識経験者の委員が示した再診料統一の裁定案に「どうしても許容できない」と抗議し、席を立つ場面もあった。六百九十円で統一されれば、診療所の再診料は現行七百十円から二十円引き下げられる。開業医にとって二百億円の減収となり、「経営体力が劣化し、医療崩壊が拡大する」と反発したのだ。
しかし、すでに他の財源の配分も固まり、再診料の統一には開業医の収入に手を入れざるを得なかった。納得できない委員が再診料統一の見送りも主張したが、受け入れられず、最終的に黙認するほかなかった。
一方で、医療崩壊が叫ばれる病院の勤務医対策として、入院医療や救急、産科、小児科、外科の充実に向け、報酬の引き上げ方針が相次いで決まった。引き上げ財源五千七百億円のうち、入院医療に四千億円を充てる基本方針に沿った改定案となった。長妻氏ら政務三役が中医協への諮問に明示したものだった。
これまで診療報酬の改定内容は事実上、中医協に白紙委任されてきた。政権交代を受け、初めて配分枠に踏み込んで基本方針を提示した新方式は奏功した格好だ。
終わってみれば、開業医の報酬引き下げなどの改定案は、昨年の行政刷新会議による事業仕分けに沿った内容だった。開業医の委員からは「初めから異例の財源枠が設定されていた。中医協の権限縮小だ」との声も出た。 (吉田昌平)
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