★阿修羅♪ > 医療崩壊3 > 227.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
歯科医師会雑誌から
1.所得あたりの医療費(総務省家計調査)
歯科 医科
年収270万円未満 6.200円 29.000円
〜年収393万円未満 9.600円 38.000円
〜年収546万円未満 13.000円 40.000円
〜年収774万円未満 16.700円 41.000円
年収774万円以上 25.200円 47.000円
歯科はあきらかに診療抑制がおきています。
歯科は所得にきれいに比例しています。
医科は年収270万円以上で40.000円と一定です。
医科と歯科は診療抑制の程度が違うのですから、
それを防ぐには、保険診療の自己負担率を医科・歯科で一律3割にするのではなく、
歯科は0割、せめて1割にするのが合理的です。
2.医療安全にかかる患者一人当たりのコスト
歯科 医科
患者一人当たりのコスト 268円 89円
患者相談対応を含むコスト 723円 163円
初診料 1800円 2700円
再診料 400円 710円
もし、企業が初診料、再診料を決めるのなら、
初再診料は、医科・歯科で逆転して当然です。
3.国民医療費(グラフから見てざっとですが)
歯科 医科
1985年 2兆5千億円 16兆円
2007年 2兆5千億円 34兆円
1.0倍 2.1倍
過去22年間の総医療費の増加率(/年)
歯科 0%
医科 3.5%
これで医科・歯科の診療報酬改定が同率といえるでしょうか?
歯科の保険点数を一挙に倍にしても可笑しくはない。
その分、保険の自己負担率を歯科だけ1割以下にすれば、診療抑制もおきないでしょう。
データからはそう読めます。
厚労省に初再診料の増額を求めると、歯科は技術料重視ということで、アップできないと言われるそうです。技術料をアップしてくれと求めると、それはもう充分に行き渡った技術ですから、他の技術料に含めることにするといわれるようです。
のどに魚の骨がささったとして、それをとってもらうと
歯科 1820円(技術料は0円、初診料に含むから0でないそうですが???)
医科 6900円(技術料は4200円)
です。
抜歯ですら、同じような結果になります。
ちなみに、
医科関連企業
武田薬品、塩野義製薬、東芝メディカル、GE、シーメンス、日立。。。
歯科関連企業
昭和薬品、モリタ、ヨシダ、GC、三金。。。