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医科は5700億円の増額。歯科は600億円弱の増額。4年前の大改悪では医科薬科で500億円減額、歯科は700億円減額でした。4年前と比べてトータルで医科は5200億円の増額、歯科は相変わらず100億円の減額です。医科・歯科のますます格差は広がります。医科には薄日が差しますが、歯科はまだ雪が降り続きます。4年前の700億円は医科薬科に換算すると(歯科は8%)8750億円の減額に等しく、100億円減は1429億円減額と同じです。同じ土俵では医科は5700億円増額、歯科は1429億円減額(歯科は7%)です。
「また、歯科の改定率は医科を上回る2・09%(600億円弱)と異例の増額となった。」という記事は作為的です。歯科はいつもこのように狡猾な手で削減されてきました。総医療費に閉まる割合は、4年前は9%弱の比率が7%前半の比率に下がっています。
診療報酬は0・19%増額 10年ぶり引き上げ改定
政府は23日、2010年度予算編成で、診療報酬全体の改定率を0・19%増とすることを決めた。医療費ベースで約700億円、国費ベースで約160億円の引き上げに当たる。全体で増額となるのは、0・2%増だった00年度改定以来10年ぶり。長妻昭厚生労働相と藤井裕久財務相が同日午後、財務省で最終調整し、合意した。
民主党は衆院選マニフェスト(政権公約)で診療報酬の増額を掲げていたが、予想を超える財政悪化のため、小幅改定にとどまった。
診療報酬のうち、医師の技術料などに当たる「本体部分」は1・55%のプラス改定で、医療費ベースで約5700億円の増額。医科は1・74%増で、4400億円が病院中心の入院に付けられ、うち4千億円は救急、産科、小児科などの入院初期の医療に充てられる。一方、診療所中心の外来は400億円にとどまった。医薬品などの「薬価部分」は約5千億円引き下げた。
また、歯科の改定率は医科を上回る2・09%(600億円弱)と異例の増額となった。
厚労省の試算では、保険料の本人負担は年収374万円のサラリーマンの場合、年間で285円の増加、外来の1カ月平均の負担も3割負担で7・8円の増加が見込まれるという。【共同通信】