医療費は医療審議会でずっと「事業仕分け」されてきました。 例を挙げれば CTとMRIは両方撮影する必要はない筈である という観点から、 「同一月に両方撮影する場合は、後から撮影するほうの保険点数を半減する」というものです。 大ざっぱに言って CT8000円、MRI30000円ですから、 CTを先にとってMRIを後にすると8000+15000=23000円 MRIを先にとってCTを後にすると30000+4000=34000円 になります。 もともと、赤字算定のCT,MRIの料金ですが、CTを先にとるとMRIの料金もでないことになります。 ちなみにMRIの料金設定も、妥当な料金の60000円では患者負担が大きすぎるということで 決定された経緯があります。まさに福祉事業です。 「事業仕分け」され尽くしたのが今の保険の料金です。 2009/11/24 10:40 |
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