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もちろん、銃所持の問題と同様にアメリカ流の思想哲学に根ざしてる面があるとは思う。でも、脇から見てると、
イラク・アフガンで人を殺すカネは惜しまなくて、自国民を救うカネは惜しいのか…なんて皮肉にすら思えてくる。
まあ、およそ、国民の健康をカネ儲けの手段にしてる民間の大手保険金融が反発力の源泉なんだろうけど。
以下、共同通信 2009/09/13 ttp://www.47news.jp/CN/200909/CN2009091301000025.html
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米首都で「反オバマ」デモ 医療保険改革に反対
【ワシントン共同】米首都ワシントンで12日、オバマ米政権の医療保険改革や財政赤字拡大などに反対する大規模なデモがあり、「増税反対」や「医療保険改革を葬り去れ」などと書かれたプラカードを掲げた人たちが練り歩いた。
支援団体によると、3万人以上が参加。大統領就任パレードが行われるペンシルベニア通りを行進した。来年秋の中間選挙を意識してか、野党共和党のスローガンやオバマ大統領への個人攻撃も目立つ「反オバマ」色の強いデモとなった。
参加者は大規模な財政支出を行う「大きな政府は独裁政治への道だ」などと気勢を上げた。バージニア州から来たジム・ブレアさん(52)は「借金を子供に残したくない。米国の将来を心配している」と話した。
一方、オバマ大統領はこの日、ミネソタ州ミネアポリスで集会に参加、医療保険改革を訴えた。
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2009/09/12 しんぶん赤旗コラム ttp://db.g-search.or.jp/g_news/index.html
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中国に、「流言は知者のところで食い止められる」という古い言葉があります。
どこからともなく流れる根も葉もないうわさやデマも、道理をわきまえる人の前で止まる、というのです。
▼ただ、現実はやっかいです。「知者」とみえる人が、流言を発信する場合だってあります。すると、
信じる人がふえやすい。アメリカではいま、「死の審査会」という流言が一人歩きしています
▼オバマ政権の医療保険改革案が通れば、役人が市民一人ひとり、医療を受ける値打ちがあるかどうか審査し、
生かすか死なすか決める―。こんな意味です。共和党の副大統領候補だった、ペイリン前アラスカ州知事が広めました
▼「アメリカが社会主義になるのはいや」も、盛んに語られる流言です。
いま4600万にのぼる医療保険に入れない人をなくすため、政府が運営する保険もつくる改革案。
「社会主義」化を心配する人も、国民だれもが保険に入る建前の日本を「社会主義」とは思っていないはずです
▼テレビニュースが、興味深い現場を伝えていました。改革反対の人に、賛成派がさとす。
「君も高齢者医療保険に入っているだろ? あれは政府の運営だ。いやなら脱退すれば?」。うろたえる相手。
彼は、自分の保険が公的保険とは知らなかったのでしょうか
▼「乱れた国には流言が多い」。やはり中国の古い言葉です。
しかし、国の乱れを直す試みにも、阻む勢力が足をすくおうと必ず流言を放ちます。人ごととは思えない「死の審査会」騒ぎです。
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