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【2009年7月22日(水)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2009/07/22/20090722m_08.html
厚真町は本年度、子育て支援医療費還元事業を始めた。小中学生の医療費負担額の一部を町が金券で還元する。さらに事業に賛同した厚真町商工会では、金券に5%のプレミアムをつけて協力、官民協働で子育て・経済支援に取り組む。
同事業は、小中学生の通院と中学生の入院について、病院にかかった場合の医療費自己負担分を金券に換えて、町内の商店で買い物ができる制度。世帯合計所得が240万円を超える場合、3割の医療費自己負担のうち、2割分を町が金券支給で負担。町民税非課税世帯と世帯合計所得240万円以下は、初診料を除く全額を町が金券で支給する。
世帯合計所得が240万円を超えるケースでみると、病院通院(再診)で1230円を支払った場合、診療点数が記載された領収証と保険証を添えて手続きすると、2割分の820円が金券の還元ポイントになる。
ポイントはカード制(1ポイント1円)。500ポイントごとに金券に換えることができる。金券は町内約130店の使用が可能で、使用期限は1年間。領収証は4月診療分から適用となり、今月15日から受け付けがスタートしている。対象の児童・生徒は約350人(250世帯)。町では500万円の予算を計上している。
また、町の事業に賛同した厚真町商工会は、金券に5%のプレミアムをつけた。利用者が500円の金券で買い物をする場合、消費税分の25円を商工会が負担することになる。商工会では「町の施策を少しでもバックアップしていきたい。子育て世代の応援になれば」と話している。
(高橋昭博)