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肉体を制御するのは精神であり
その逆はあり得ない
川上に向かって水流が逆向きに転じることなどあり得ないように
肉体から精神へと
悪影響を及ぼすことなど
実際はあり得ない
肉体を通して感じ受ける
重苦しさやだるさによって
精神が蝕まれることなどはあり得ないのだ
それを信じ込みその解釈を赦す事によってのみ
精神から肉体へと延々と逃れえぬ
悪影響を及ぼしつづける事は可能である
それを断ち切るには
意識の源泉から生まれ続けるエネルギーを利用することが必要だ
ただ在るだけで倖せ
という意識の本流に立ち返る
それには通常の意識を変え
意識を身体の内奥に感じ取れる源泉に向けるだけでよい
あなたのこれまで知り得た真実の殆どは
あなたが他者を享受し無理解のままに手にしたものであり
あなた自身の解釈の付け入る隙はなかった
もっとも多数として聴く解釈に身を委ねる程
あなたはますますその主体性を殺いでゆく
逐一理解する必要性がそこになく
それでも通用する世界が其処に在る
ただ知る所以の事をもって知識とすれば
数多在る解釈によって生まれた緩衝帯に出くわそうと
本質としてのその振る舞いを変える事は無い
他者の感傷や干渉によって
あなた自身を見失いかけていても
あくまでそれを赦しているのは
あなたの世界を観ているあなた自身であり
そしてまたあなた自身それらに倣い
他者を憐れみの目で慰み
そうした存在をそのままに
あなたの世界に住まわせるのも
あなたの意思である
あなたの観る世界はあなたが創っているのであるから
彼らをそうした存在のままにしておき留まらせるも
解き放つも
あなたの為せる業なのだ
あなたの記憶や経験
そして願望があなたの住む世界の住人を変える
互いに干渉し合っているが故に
人々が手にする解釈の殆どは体外より伝えられる
一般常識といった類いのもの
そこから抜け出すには「ただ知る」所以の事のみに徹する
その源と
調和せず
和解せず
無理解のままで居ては
その力を利用する事は出来ない
無理解に苦しんでいた期間の
軽率な発言しか生まぬ既存の概念や解釈などそこに必要ない
神より分け身としてあるその魂としての本質に気づき
力の使い方に対し理解に努める姿勢が必要である
あなたの人生はあなただけが主役なのであり
あなたはあなたの観る世界の主体であり王であるのだから
あなたを取り巻くいずれの存在も
あなたがどうチェックするかで
あなたに対して振る舞いを変える
あなたはそのただ知る所以をもって知識とし
その完全なる知覚を通して知り得る解釈を通して
真理体とも呼ぶべきあなたの本源へと帰す道を辿るのだ
ひとりひとりがその世界を構築すべきただ唯一の者
ある事象や事物を事実として認識しようとするとき
そこに必要なのはそれらを認識し得る為の「解釈」
なんら解釈をもたぬでは目の前に何も起こり得ない
より比較し優れた解釈をもたぬ限りそれら事象を
人々は正しく認識しえぬままである
ひとつの事象に対する解釈は数多在る
何かを真実と見なすも段階に於ける解釈も度合いによって数多在り
ひとつの解釈は一つの体系として見なす事も出来る
ひとつの体系としてその中で流通する常識や概念は
他の体系に属す価値観と比較すればまったく異質なものと映る事もある
しかし段階に於ける理解度によって真実とは姿を変える
それぞれの宗教もひとつの体系として捉える事が出来る
それぞれ異なる世界観を構築しているが
解釈が違うだけで同じひとつの真実を浮き上がらせている
その体系に長く属せばそこで得る学びにより
そこはあなたにとって益々好ましい環境にも成るし
魂の本質に添った清浄な臨場として様式化し発展した体系も在る
それぞれの魂の求めるスタイルによって
幾つもの環境が同時に介在するこの世界に於いて
何を正しいととして受け入れるかはすべてひとりひとりの赦す所なのである
時間などそもそも肉体的な解釈の赦す処であり
実際は学びに費やす無限とも呼べる長い道のりにあって
現在の各々が暇を持て余し
抱え込んでは紛糾している問題に対し
方向性の先に見えるものが何かかもわからず
ただ万人凶通の「誰か」の解釈に身を委ね任せて
幼く幼く歩いている姿には
泣けてくるものがある
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