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11月3日は「文化の日」。たまには日本の文化について思いを馳せてみてはどうだろう? 日本ならではの物事の見方・進め方について日頃から考えておけば、海外とのビジネスの現場であたふたすることもないはず。といっても堅苦しく勉強する必要はない。まずは気軽に、ハッピーなラブストーリー仕立ての映画『ダーリンは外国人』を観てみよう。
マンガ家を夢見るイラストレーター・さおりは、語学オタクのアメリカ人ライター・トニーと出会う。トニーは日本語がペラペラだが、「『やれああしろこうしろ』の『やれ』って何?」「『ぶん殴る』って、なんで『ぶん』なのかなー?」と、日本人なら当たり前すぎて気にも留めないポイントについて、あれこれ考えを巡らせている。そんな彼の疑問や意見は、ほのぼのとした笑いを呼ぶ一方で、ふだんは意識しない日本文化を新鮮に捉えなおさせてくれる。
やがて同棲生活を経て絆を深めた二人は、結婚を決意。さおりは、姉の結婚式の場でトニーを家族に紹介する。母親はトニーの人柄にすっかり惚れ込むが、父親は硬い表情で「反対だ」と告げる。「国際結婚なんて、お前が苦労するに決まってる!」。果たして二人は、文化の違いを乗り越えて結婚できるのか……?
ラブストーリーとしての側面を打ち出した映画版で、カルチャーギャップの面白さと難しさに興味を持ったら、ぜひ原作コミック『ダーリンは外国人』シリーズを手に取ってみてほしい。より言語についての考察を深めた内容で、さまざまな言葉から日本独自の考え方・感じ方が浮き彫りになっていく。笑いながら、自然と国際的な視点が養われる快作だ。
(ダ・ヴィンチ編集部 関口靖彦)
(R25編集部)
※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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