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かつて他国の侵略に遭い、奴隷となった民族がいて、愛する家族や友人、隣人を次々に虐殺され、引き裂かれました。
かろうじて生き残った人々に待っていたものは、人としての尊厳を剥奪されて生きる絶望の日々でした。
それは地獄そのものであり、想像を絶する生存極限での日々であったのだろうと思います。
そんな中で昼は奴隷労働を強いられ、夜は狭く汚い奴隷部屋に閉じ込められる。
未開民族でない、文明を持った民族がある日突然このような仕打ちを受けたとします。
人権を無視しているからこその奴隷部屋は、不衛生極まりない環境に置かれていたでしょう。
だから征服者側からすれば、彼らを閉じ込めればそこは一刻も早く遠ざかりたい場所であったはず。
そこで彼らは毎夜毎夜話し合ったのでしょうね。
それは全身全霊から振絞られた気迫と、誰も去ったり、仲違いしようも無い環境の中で行われる白熱の議論です。
そこには初めから意見が割れようも無いテーマが与えられている。
この恨みをどうやって晴らすか。いかにして復讐を成し遂げるか。
焦点はこの一点に最初から絞られていたに決まっています。
そこで死すら恐れぬ怒りのエネルギーで結束された、親子夫婦を超える固い絆の団結が産声を上げる。
かつてバビロンの捕囚となった民族が、以来数十世紀に渡って連綿と引き継がれる長期計画を練り上げて行きました。
その団結はやがて秘密結社となり、その結論は各々が世界への埋伏の毒となり、あらゆる力を金融で操る事だった。
こうして遂にほんの少数である彼らが世界の実権を握りました。
これを前にして、圧倒的多数の世界人民であっても、最早どうする事も出来ません。
未開民族は別にしても、彼らに比すれば他民族の捕囚とはならなかった日本や欧米人にその怒りのエネルギーはありません。
結束に適した奴隷部屋の代わりに、マネーによる経済格差で、民族間、個人間は分断統治され、その結束を阻まれているのです。
怒りの矛先は巧妙にその民族間、個人間に向かうように仕向けられ、その変化エネルギーを消費させられている。
同じ事が世界の雛型としての日本では二重に当て嵌まる状況下にあります。
シオニストと世界の関係の縮図の如く、日本の中枢を蝕む埋伏の毒が今や同様に蔓延しているのです。
姿形が異なる民族において埋伏する為の間接支配なのでしょう。彼らとてその駒に過ぎないのです。
そんな中で経済や政治の知識を積んで、いくら議論しても無駄でしょう。
相手は猛烈な地獄を潜り抜けて、堅く結束された民族です。
隷属を経験した者だからこその深謀遠慮の前に、文明の恩恵を受けて、自分の糞の始末すら人任せの甘え切った存在に何が出来るというものでもありません。
中でもその格差社会の上位者として優遇されている知識人ほど始末に負えません。
そこでは彼らの結束よりも強い結束は存在し得ない。
さあ、ではどうして社会を変革出来ようか?
いかに彼らの生い立ちに同情はしても、過てる世界支配は糺さねばなりません。
どうやって?
経済格差で分断された庶民にとって、あらゆる利権は必ず不一致に終わることになっており、つまりそんな中での政策は絶対に纏まる事はありません。
断言します。怒りや憎悪由来の結束では、世界庶民の同士討ちしかないのです。
まずはこの分断統治を解くことです。
いくら学識や理念、哲学や人格で、人々を啓蒙しても不毛であるのは、このマネーによる分断統治があるからです。
ここでいくら世論喚起して行動を起こしてみても、利権の反する庶民同士の紛争で終わる仕組みがあるのです。
それこそが人類の原罪、マネーによる代理、代行、代表行為の原罪たる所以です。
これを覆すには苦肉の策、連環の計をもってするしかないでしょう。
一縷の望みを托すなら、利権によって異なる学識や理念、哲学や人格ではなく、誰かが、万人に共通の生理現象のマネー無しでの解決法を持って、誰もが幸福に暮せる見本を示す事です。
そうすれば思考停止した人々でも、貧困に困窮している人々から真似し始めるでしょう。
そこで「誰か」に依存することこそが代理、代行、代表を立てることですから、自ら行動を起こしました。
真似をしてもらう為です。それは代理、代行、代表が利かぬ生理現象の生活そのものであります。
その集団が相互扶助する組織を生み出し、其処に生まれる喜びの結束が、マネー格差を消して行くのです。
相互扶助中継所を設立しました。http://tyuukeijo.blog69.fc2.com/
まだ準備万端ではありませんが。
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