http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/783.html
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尖閣問題や小沢問題にみる阿修羅住人の愚鈍さには、感心してしまうね。
たとえば、尖閣問題であるが、船長の解放を巡ってあらゆる憶測などが飛び交っている。それは、まぁ、よい。だが、普通に考えて、阿修羅で散見されるような形で高度な判断が働いた結果、船長を解放したというのであれば、それなりのシナリオが既にかかれているはずで、コピペしか出来ない阿修羅住人「ごとき」がオカシイと見抜けるようなものではないだろう。
実際、政府の公式発表などと合致する見解ができないわけではない。例えば、諸君が職質を受けたときに、重要な仕事を抱えて急いでいたという理由があり、焦って警官をどついてしまい、公務執行妨害でしょっぴかれたときのことを考えてみればいい。全てが全て、起訴されて、処罰を受けるわけではないことはいうまでもない。まず、犯したと思われる罪の大きさで優先順位が付けられ(このばあい、犯したと思われる罪とは警官をどついたことではない)それが起訴に足りるかどうか判断されるし、起訴しても明らかに無罪になりそうなものについては不起訴になることは言うまでもない。
件の漁船についても同様に、ぶつけられたという点については普通はビデオなんかをみても、まず間違いなく漁船が100%悪いという結論には至らない。むしろ、漁船を無理に停船させようと進行方向を遮ったかもしれず、ぶつかってもしょうがない状況だったかもしれない。そうでれば、「公務執行妨害」は成立しえないから、こちらについては不問になる可能性が高い。だからこの場合、公務執行妨害というのは、あくまでも領海侵犯についての取り調べをする間、身柄を拘束するための口実にすぎない。あとは領海侵犯だが、こちらは家の敷地と違って海に塀があるわけではないので、いくら警告したと主張しても船長が漂い入ってしまったと言いはればお手上げ。さらに、日本領海内で拿捕しようと漁船の退路を領海の外側からふさぎに行っていたとしたら、気がついたときは、出ることができなかったという言い訳を与えてしまう。しかもビデオまでのこっている。だから、純粋な司法判断により、立件は見送り「解放」に至ったという解釈もできる。ただ、それを言っちゃうと、日本は中国船籍を手荒に扱ったとホンマモンの反日運動に繋がりかねないので、政府が下手を踏んだということを否定せず、お茶を濁している。
...と考えることもできる。
どうだろうか。もちろん単なる仮説に過ぎないが、真偽がいずれにせよ、日本国民がこの問題に頓着したために、日中関係が緊張して、まわり巡って円高になったということが一部の阿修羅住人には分からないのだろう。
強調するが、ここで奇異な視点を提供することが私の目的ではない。ただ、反証というものをまったくせず、曲がった議論が平気で「転載されて」いる今の阿修羅掲示板の現状を確認頂きたい。この尖閣問題に頓着することがだれの利益になるのか考えて欲しい。今の阿修羅掲示板のレベルの低さは、すでに害悪のレベルに達している。わたしは、しばし阿修羅を静観していたが、特に(かねてよりゴミ溜めと化していたが)政治板のレベルの低さは痛々しいものがある。
さて、すこし冷静な読者には、これは単に苦言を述べただけで物足りないだろうから、ひとつの見方をここに示す。
・尖閣問題、竹島問題、北方領土問題などの領土問題
・普天間問題、安保論争などの国防問題
・検察の暴走に端を発する司法問題
・外国人参政権、道州制などの制度問題
これらは、いずれも「主権の行使」に強く関係のあるテーマである。なぜか。
過去の投稿から一部引用する。
時事問題を俯瞰する
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/110.html
2009/11/14 21:14:04
>東アジア共同体の本質は、経済・外交・防衛の各々の分野において、
>加盟国と「共同」するということであり、これは極端に言えば、「国家主権
>の共有」である。
Re: 現在の宗教と、宗教のあるべき姿について真剣に考える。
http://www.asyura2.com/10/warb5/msg/888.html
2010/10/11 00:07:37
>近年の環境問題を巡る国際会議の流れから、国家の在り方が決まりつ
>つある。つまり、主権は国民にはなく、「世界」の合有物であるという傾向
>が表れはじめています。
つまり、これから起こり得る政治的統治体制の劇的な変革を前に、国民を「覚醒」させるために、これらの問題が利用され脚色され喧伝されると予想されていたのである。以下を参照して頂きたい。
転換期であればこそ、我々が冷静さを保つべきとき
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/167.html
2010/2/01 00:06:30
投稿者: metola
恐らく、事件は日本政府側からみれば全くの偶然に、生じたのだろう。そして前述の通りのドタバタになった。だが、それを売国がお好きないつもの輩がしゃしゃり出て、国民を覚醒させるために、わざと問題をこじらせたのだろう。
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