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ゴールデンを2頭飼っている。もっとも本犬(本人?)たちは、飼っているなどという言葉を使うと怒るかもしれない。誇り高い犬たちである。
旅行に行くときは必ず連れて行く。高速のインターなどに行くと、いっぱい人が寄ってきて、『わー、可愛い』と、多くの人が言う。
5歳のオスのノアは、体が大きく、『こんな大きなゴールデン見たことがない』と、よく言われる。ノアは体が大きく、力も強いが、とても気が弱く、散歩でも、よく吠える小型犬がいる家の前は通りたがらない。
一方、10歳のメスのナナは、体は小さいが気が強く、ノアを家来扱いしているが、仲はとても良い。
先日、人がほとんど通らない道をノーリードで散歩していたら、野良犬が5頭ほど突然あらわれ、突進してきた。
大きさはナナと同じぐらいだっただろうか?ノアは当然、逃げようとした。しかし逃げても、追いかけられるだけだ。
ところが、勇猛果敢なナナは違った。くるっと、突進してくる犬たちの方に体を向き変えると、激しく吠えながら、犬たちの方へ突進し始めた。
両者の距離は5メートルぐらいしかない。私はこれはまずいと思った。5対1が激突して勝てるわけがない。ナナを守るため自分も戦わねばばならないだろうか?自分も、野良犬に咬まれてしまうかもしれない、と思った。
ところが、勇猛果敢に突進するナナを見て、野良犬たちがくるりと素早く方向転換して、逃げ出した。
それを追いかけるナナをみて、ノアも吠えながら追いかけた。そして深追いはせず、2頭とも自慢げに戻ってきた。
やれやれと思いつつ、尖閣諸島における日本の対応のことを思った。外交は、ノアのように誰とでも仲良くなれることも必要だが、いざとなれば、ナナのように断固とした態度を見せなければならない。菅内閣には、ノアもナナもいないな、と思った。
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