http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/764.html
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この数日、国会で参議院予算委員会が開かれ、管内閣は尖閣漁船衝突事故の問題処理は不適切であったとする野党側の追及に苦慮しているようです。
中国側の猛烈な日本非難と恫喝に恐れをなした管政権は、海上保安庁の巡視艇に体当たりを食わせた漁船(?)の船長を早期釈放し、その問題決着を判断したのは沖縄の検察だ、政府の判断ではないとすべて地方検察の権限でやったこととして逃げています。
アメリカのヒラリーおばさんが「尖閣問題は日米安保適用の範囲内にある」と言ったものだから中国は恫喝を止め船長の身代わりに人質に取っていたフジタの社員関係者3人を釈放した。あれは細野豪志と内閣官房専門調査員でもある民主党政調会の須川清司部長、そして中国にパイプを持つ某コンサルタントの尽力によるものだという人もいるが、そんな単純なものではないでしょう。
細野が中国側に手渡した手紙にロシア語で書かれたものがあったという話がありますが、中身は解っていません。
いずれにしろアメリカ・ロシアなどのパイプを使わなければこの問題の早期決着はつかなかったでしょう。
親中国、アジア重視の政権であったはずの民主党、管・仙石は野党の追及にしどろもどろでした。
現在はジョン・ルースが駐日アメリカ大使ですが、ルースに任命される前はジョセフ・ナイという人物が日本大使に決まっていました。この人物はCFRのメンバーでとても危険な男です以下の引用記事をお読みいただければよくわかると思います。f:id:k1491n:20101008080314j:image:left
引用はじまり
http://alternativereport1.seesaa.net/article/93305639.html
日本と中国の戦争を画策する者達
以下、過去記事の再録。
ジョセフ・ナイ著「対日超党派報告書」
― Bipartisan report concerning Japan ―
この米国政府の戦略文書は、かつてCIAを統括する米国大統領直属の国家安全保障会議NSCの議長で、同時に東アジア担当者であり(クリントン政権)、後に安全保障担当の国防次官補であったジョセフ・ナイが、米国上院下院の200名以上の国会議員を集め作成した、対日本への戦略会議の報告書である。
ナイは現在、米国の政治家養成スクール、高級官僚養成スクールであるハーバード大学ケネディ行政大学院の院長であり、そこから輩出された無数の政治家・行政マンの司令塔となっている人物である。この人物が「事実上」、米国の政策を起草している。
その内容は以下の通り。
1、東シナ海、日本海近辺には未開発の石油・天然ガスが眠っており、その総量は世界最大の産油国サウジアラビアを凌駕する分量である。米国は何としてもその東シナ海のエネルギー資源を入手しなければならない。
2、そのチャンスは台湾と中国が軍事衝突を起こした時である。当初、米軍は台湾側に立ち中国と戦闘を開始する。日米安保条約に基づき、日本の自衛隊もその戦闘に参加させる。中国軍は、米・日軍の補給基地である日本の米軍基地、自衛隊基地を「本土攻撃」するであろう。本土を攻撃された日本人は逆上し、本格的な日中戦争が開始される。
3、米軍は戦争が進行するに従い、徐々に戦争から手を引き、日本の自衛隊と中国軍との戦争が中心となるように誘導する。
4、日中戦争が激化したところで米国が和平交渉に介入し、東シナ海、日本海でのPKO(平和維持活動)を米軍が中心となって行う。
5、東シナ海と日本海での軍事的・政治的主導権を米国が入手する事で、この地域での資源開発に圧倒的に米国エネルギー産業が開発の優位権を入手する事が出来る。
6、この戦略の前提として、日本の自衛隊が自由に海外で「軍事活動」が出来るような状況を形成しておく事が必要である。
以上のように、米国は日本海の「パレスチナ化」計画を策定しており、米国は日本を使い捨てにする計画である。そして、この計画の下に自衛隊の海外活動が「自由化」され始めている。
上記の米国エネルギー産業とは、もちろんロックフェラー=ロスチャイルドの事を指している。
このロックフェラー=ロスチャイルドの利権のために日本軍と中国軍に「殺し合いを行わせる」、これが米国政権中枢の戦略文書に明確に書かれている。
引用終わり
ジョセフ・ナイのシナリオは今現在も生きています。その証拠がヒラリーおばさんの発言「尖閣問題は日米安保の適用範囲内である」に象徴されています。
つまり、アメリカは尖閣付近の天然ガス及び石油資源の埋蔵量はアラビア半島を上回るものがあると見ているのです。その宝を手にいれるためには「夷は夷をもって征す」という故事に習い日中戦争を引き起こして双方共倒れにさせ、漁夫の利を得ようと考えているのです。
小沢一郎を裏切り民主党を真二つに割って総理大臣のいすを手に入れた「びびる大木」ならぬ「びびり管」が「どんだけえ?」のものか「胡錦涛」「温家宝」は値踏みして遊んでいたのですが「尖閣が日米安保の適用内」という文言に驚いて日本非難や恫喝を取り下げたのだと思われます。イラク・アフガンの戦争で国富を使い果たし、国家財政破たんが目前の米帝は不治の病を得たレイムダックなのですが、因業病に侵された中国もまた目が見えず、いまだにアメリカを世界の覇者だと思い込んで恐れているのでしょう。
オバマは大統領選挙の公約としてイラク、アフガンの即時停戦、グアンタナモ収容所廃止などを訴えていましたが、一年以上たっても何の変化も無いので「チエンジ」はどうなったのかとテイパーテイで民衆が騒いでいます。
いま、イラクやアフガンから撤退したら復員兵はどうするのでしょうか?それで無くとも失業者が10%を超えている訳ですからアメリカ中が失業者であふれかえるでしょう。
戦場で殺し合いを続け身体に大きな障害を抱えたり、肉体に被害は無いものでもPTSD(心的傷害)にかかった復員兵たちが、まともに社会復帰できるとは思えません。財政難で医療費削減や失業給付など社会保障は大幅にカットされますからイライラが募り社会不安は増大するのは目に見えています。
「俺たちは何のために多くの犠牲を払って戦ってきたんだ!」そういう怒りが社会に蔓延し銃社会の怖さが実現するでしょう。そう、内戦です。不満分子が政府や大富豪たちと銃撃戦になる可能性があります。
中国は世界の下請け工場として儲かっているようですが、東北部 西域ではとても人間社会とは思えないような劣悪な環境の中で多くの人民が苦悩しています。
沿岸部と奥地との経済格差はどんどんひどくなり、また経済最優先の政策で水も農地も失われ食糧生産が不可能になるなど内政の歪は言語を絶するものがあるようです。
こちらも奴隷的農民が共産党中央政府に対して一揆を起こす可能性があります。
かつて「ジャパン アズ ナンバーワン」などと言われもてはやされた我が国も、いまや落ちぶれた「アイドル」状態ですね。昔の栄光は虚しく消えさりました。
他人の意志に翻弄され続け、総理大臣が日替わりメニューの様に変わり、世界の笑いものになり下がっています。でも考えようでは今がチャンスかもしれません。調子よく米中とは喧嘩せず、万事高田純二風にドーモーてな具合に、着かず離れず立ち回り、馬鹿にされ笑い物にされながら自立を目指す時です。
引きこもり状態から脱出して、自活する時です。世界はグローバル化しているというのは嘘です。世界は地域化しています。地方の時代が到来しています。ロックフェラーもロスチャイルドももう世界に投網を打つような金融支配ができないのです。
もう景気回復とか経済成長なんか無いのです。世界のパラダイムが変わろうとしているときにまだ20世紀の成功体験幻想にしがみついているのは老化の証拠です。
ハイテクをもって私たちは自給自足の道を選べばいいのです。東京ほか都会で飯が食えない人々はどんどん田舎へ帰りましょう。田舎の家は只で住めます、田舎の田畑はあなたを待っています。
そこで替え歌を創ってみました。美空ひばりさんのヒット曲「真赤な太陽」をもじって
真赤な太陽 真赤な嘘
作詩 吉岡 治 替え詩 唖然坊
1 まっかに燃えた太陽だから まっかな嘘だ大嘘だから
真夏の海は恋の季節なの 尖閣の海は戦の季節なの
渚をはしるふたりの髪に 覇権を競うふたつの国に
せつなくなびく甘い潮風よ せつない日本は途方に暮れる
はげしい愛に灼けた素肌は はげしい慾にかられる米中は
燃えるこころ恋のときめき 燃える資源と領海争奪
忘れず残すため 陰謀策略
まっかに燃えた太陽だから まっかな嘘の駆け引きだから
真夏の海は恋の季節なの 尖閣の海は戦の季節なの
2 いつかは沈む太陽だから いつかは沈む米中だから
涙にぬれた恋の季節なの 日本の国は独自で泳ぐのよ
渚に消えたふたりの恋に 藻屑と消える米中騙しあい
砕ける波が白く目にしみる 砕けるドルで世界が沈む
くちづけかわし永遠を誓った 契約かわし永遠を誓った
愛の孤独海にながして 安保も今は海にながして
はげしく身をまかす はげしく立ち上がれ
いつかは沈む太陽だから どちらも沈む太陽だから
涙にぬれた恋の季節なの 覚悟を決めた自立の季節なの
(恋の季節なの) (自立の季節なの)
恋の季節なの 自立の季節なの
(恋の季節なの) (自立の季節なの)
恋の季節なの 自立の季節なの
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