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911の犯行についての私の意見は、アルカイダによる直接的なものではなく(アリバイ作りという点で共謀していたであろうことは否定できない)、ビル崩壊は何らかの人工的な爆破であって、飛行機突入は演出のためだけに用いられたということである。だから、科学的検証に堪えられない公式見解には否定的である。
ただ、トゥルーサーと言われる胡散臭い人達には警戒せざるを得ない。その背後関係が明らかでないからだ。
多くの思慮深くない人々は、昨今のアメリカ政府による情報開示により、新たな事実が明らかになりつつあることを、安易に、喜んでいる。それをもとに、映画をつくったり、ネットメディアを賑わしている。まぁ、それは純粋に「面白い」ことだ。そして、次第に、あの悲惨な事件はどのように起きたのかというシリアスな問題から、化けの皮が徐々に剥がされてきた悪役を退治するというエンターテイメントになりつつある。実に、これが「人民の覚醒」の力学なのだ。覚醒をしたから、熱心に勉強をするわけでも苦しみのうちに自発的に調査するわけでもない。ネットを含むメディアを受動的に受け入れ、娯楽感覚でそれを楽しみ、ちょっとしたレジャー感覚でデモに参加するのである。
さて、覚醒、覚醒と昔から叫んでいるブレジンスキーの予言が正しければ、この「化けの皮が徐々に剥がされてきた悪役」とは現在のアメリカの政治機構のことになろう。アフガニスタンの「専門家」で(一時期世間をお騒がせしたサーカシビリの「師」でもある)、バイデンを副大統領に据えていることからも明らかであるように、オバマ政権は911問題について重要な事実をコントロールできる立ち位置にある。そして、WikiLeaksのような得体のしれない真相究明サイトに、国内の特定の人しか閲覧できない極秘情報がばらまかれ、その餌に釣られて民衆が踊るようになる。
ここまでの話は、911のあと、イラクでアメリカがわざと負けたいとしか思えない作戦をしていたころから、「アメリカの自滅戦略」として注目を集めていた考えであり、古参住人にはとくに目新しいものではないだろう。また、アメリカの自滅戦略といっても、確かにアメリカは試みの時を経験するだろうが、世界を巻き込みこそすれ、アメリカの影響力を減退させるとは限らないことも、世界の経済を観察していれば予測されることだろう。アメリカはいくつかの変革を遂げて「復活」をする。少なくとも、現時点でそう計画されていると言える。
問題は、アメリカの影響力を減退しないとすれば、その先に当然、生じてくるであろうことにある。911が内部犯行であったという情報が流れ、現アメリカ政治機構が嫌疑の目で見られるようになったのであれば、アメリカの「復活」の際、その矛先はどこへ向けられるのだろうか。
つまり、ここでもまた為政者にとって都合のいい部分だけが切り捨てられ、どこかに矛先を反らすことが行われるだろうということである。そして、「覚醒」した民衆の支持を得て、大々的に「蜥蜴の尻尾切り」が行われる。まだまだ先の話であるが、その時に用心深くない阿修羅住人が誤導されないよう、改めて警告しておく。
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