http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/712.html
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一部転載です。
http://www.geocities.jp/sazanami_tsushin/readers08/1009/r10091.html
菅は総理になるや、すぐさま自ら”転んだこと”を示し始めたのですが、旧勢力と手を握った時、どういう”踏み絵”を迫られたかと想像するに、単なる口約束では済まされなっかったはずです。おそらくは参議院選で消費税増税を打ち出すことが”踏み絵”となったのでしょう。口約束だけで菅の支持率を高めては参議院選で民主党が過半数を占めた後に菅に約束を反故にされた場合、如何に反菅キャンペーンをマスコミにやらせようが、政治主導による衆議院選の民主党マニフェストは粛々と実行され世論の支持も安定することになりかねないわけです。言わば、旧勢力は菅に「食い逃げ」される虞があった。
そこで、消費税増税という”踏み絵”を踏ませれば、仮に菅が勝てば財務省の宿願である消費税増税路線が敷かれることになり、負けた場合でも民主党政権は参議院で過半数割れですからマニフェストの実行は困難になり、菅更迭後の総理に誰がなるにしても6年を越える衆参ねじれの地獄がまっているという具合です。こうした旧勢力の”踏み絵”とそれがもたらすであろう結果を「天の配剤」と言ったものと解釈することは、あながち根も葉もない浮き世話ではなさそうなのです。
菅もそれほど馬鹿ではないから、世論調査で増税やむなしが増えたとはいえ、消費税増税が歴代内閣の鬼門であったことぐらいは知らないはずがないのであって、旧勢力と手を握って長期政権をめざすにはやむを得ない選択(博打)、関門であり、その結果は「天の配剤」であると勝手に観念していたのでしょう。
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