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何でも共産党にケチをつけようっていうんじゃないんですが、「赤旗」には時々気になる記事があるんです。
まず、記事の紹介。社会面のトップ、写真入りです。
社会リポート/熱中症高齢者襲う/クーラー助成願い切実/年金4万5000円修理費出せない
2010.08.26 日刊紙 15頁 社会 (全789字)
エアコン、昨年から故障中 連日の猛暑で高齢者を中心に熱中症による痛ましい死亡が相次ぎ、社会問題になっています。東京都北区の都営住宅に1人で暮らす92歳の山澤喜與子さんは、「低所得者に、クーラーの費用を助成してほしい」と訴えています。
(西山綱男)
山澤さんはこの6月、体調を崩し睡眠不足で倒れました。NPO法人東京北部福祉倶楽部の中澤喜子さんが、介護保険サービスが「要介護」から「要支援」になってしまった山澤さんのことを心配して訪問し、発見しました。救急車を呼び、ことなきをえました。
その後、本格的な夏となって連日の猛暑。暑くて寝苦しい夜が続いています。
中澤さんは、山澤さんが熱中症で倒れるのではないかと心配します。
山澤さんが住む部屋にクーラーはありますが、扇風機だけで過ごしています。クーラーが、昨年故障して、修理できないからです。
足が痛くて動けず、電動車いすで病院に通い、ひざの治療、糖尿病や高血圧の治療を受けています。
月約4万5000円の年金収入から、介護保険や後期高齢者医療制度の保険料が天引きされ、必ず必要な家賃や水光熱費、医療費、介護利用料などを支払うと、手元にはいくらも残りません。
都営住宅の建て替えで来年1月には引っ越しを控えています。クーラーを修理する費用を捻出(ねんしゅつ)するのは難しいのが現状です。「これ以上支出が増えたらくらしていけない」と山澤さんはいいます。
「まさかのときのために」と貯金が少しあるため、生活保護を受けられない山澤さん。「生活保護が受けられなくとも、何万円とかかるクーラーの修理費を助成してほしい」。山澤さんの訴えは切実です。
減免制度求める
全国生活と健康を守る会連合会などは政府に、エアコンの設置・修理費や電気代などのため低所得者への補助制度実施と、電力会社に電気料金の減免制度実施を指導すること−などを求めています。
(記事はここまで)
【私が気になること】
1、田舎では、古い持ち家に住んでいて、月3万4千円位の老齢福祉年金で暮らしている人がいますが、東京で4万5千円で暮らせるものでしょうか。
公園でテント暮らしなら別ですが、都営住宅で家賃、水光熱費払って?
2、「まさかのときのために」と貯金が少しあるとのことですが、倒れて救急車を呼ぶような事態は、「まさかの時」ではないのでしょうか。死んだときにしか使わない金なのでしょうか。
3、「92歳の独り暮らし」、「まさかのとき」には誰が葬式を出すのでしょう。
町内会や福祉の世話になるというのであれば、貯金を残すよりは貯金はクーラー代など生活費に使って、生活保護を受ける方が筋だと思うのですが。
それとも、貯金を残して葬式を出してもらう身内がどこかにいるのでしょうか。
4、「足が痛くて動けず、電動車いすで病院に通」っているといいますが、交通機関はどうしているのでしょうか。まさか、4万5千円の年金で、タクシー通院というわけではないですよね。介護タクシーでも利用料はかかるし。
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- この記事、事実だと思いますか?事実なら、クーラー修理代の要求で済む話ではないと思うのですが。 有島実篤 2010/9/02 18:10:56
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