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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100721-00000024-scn-int
1987年の大韓航空機爆破事件の実行犯、金賢姫(キム・ヒョンヒ)北朝鮮元工作員(48)が20日未明に初来日した。今回の来日は日本政府の招聘(しょうへい)によるもので、事件以来初の海外渡航となる。23日までの滞在中、横田めぐみさんの両親ら拉致被害者家族と面会する。
政府チャーターの小型ジェット機が午前4時前、東京・羽田空港に着陸し、白いスーツにサングラス姿の金元工作員は警備関係者らが大きな傘で覆い隠すなか、待機していた黒塗りの乗用車に乗り込み、異例の厳戒態勢下で、長野県軽井沢町の鳩山由紀夫前首相の別荘に向かった。
日本政府や拉致被害者家族は、拉致問題の新たな情報に期待を寄せている。一方で、3月末に来日した黄長ヨプ(ファン・ジャンヨプ)元朝鮮労働党書記は、「北朝鮮は、日本人拉致問題がそれほど大きい問題ではないとみている」と発言している。
このニュースは英国でも報じられている。英インディペンデント紙は「ジェット機爆破事件の北朝鮮元工作員が日本で歓迎される」と題し、もっともありえないスパイ物語と報じた。また、日本国籍の偽造パスポートで大韓航空機爆破を試み、一度死刑を宣告された金元工作員は、東京の羽田空港で逮捕されなければならない。にもかかわらず、彼女の地位は犯罪者どころか、まるで要人扱いだ、と金元工作員の待遇を疑問視している。
英ガーディアン紙は、今回の金元工作員の訪問は、日本政府がこれまでの拉致問題に対する怠慢からわざと注意をそらすために仕組んだパフォーマンスだと批評家が非難していると報じた。金元工作員はこれまでにも被害者の家族と何度か会見しており、新しい情報が提供されることは期待できないとみられている。(編集担当:田島波留・山口幸治)
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