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基地問題で「ブレている」のは、鳩山ではなくオバマである
参考記事 時事問題を俯瞰する
http://www.asyura2.com/09/gaikokujin01/msg/110.html
投稿者 metola 日時 2009 年 11 月 14 日 21:14:04: XbEFO1BzdtcZo
ブレているというのは、ブレジンスキーの指示に従っているという意味とかけてもいる。アメリカが、辺野古に移転したくないといい、そしては住民の同意を取り付けろといい、脅したりすかしたりして、最後には今までのことをウヤムヤにして共同声明に『辺野古』を記載したのである。メディアが鳩山を批判するのもアメリカの主張をベースにしているし、皆、忘れているのだろうか。
私は、当初から、普天間問題は【ただ荒れるだけ】と予想していた。だから鳩山の交渉がうまくいく筈もないし、移設についての話がまとまるわけもないと認識していたし、それで今更騒ぐ奴らもどうかと思うが、この際だから少しばかり補足しておこう。
なぜ鳩山が5月末にこだわって決着することになったかというと、アメリカ・サイドでこれから予算を詰めにかかるからであって、予算の項目をとっておかないと予算の議論に乗らないからだ。当然、ぶれているのはオバマサイドで、議会はそこまでブレる訳にもいかないから、今後辺野古案がそうすんなりと通るわけがなく、また暫くは工法も決まりそうにないから予算の決まる余地がない。となると、当然、辺野古案は大幅修正が求められる。だから、メディアの皆さん、この話題でまだまだ引っ張れますよ♪ということになるのである。
ただ、最終的に鳩山が辺野古と明言したため、メディアとしては自民が根回ししたのをちゃぶ台返しして、沖縄人の心を踏みにじったという点に集中せざるを得ない。次には、ほらやっぱり移転は頓挫した!と言わざるをえず、どうしても米軍は出てけという論調になってしまう。抑止力が云々などの議論に突っ込めば、すべてを受け入れた鳩山に賛同することになりキマリが悪い。そして、沖縄人の心を強調すればするほど、日本にそもそも海兵隊が必要なのか?という議論になり、彼等が全く日本を防衛しておらず、アフガニスタンなどで欺瞞に満ちた殺戮をするために居るということが明らかになり、海兵隊は要らない、というよりそんなもんの移転や維持のために血税を注ぎ込むなという話に誘導してしまうことになる。
すでに、その兆候に注意深い読者は気づいているだろう。
ただ、オバマの「ブレ具合」から察するに、安保問題といいながら、議論は沖縄に集中し、絶対に、例えば厚木には波及しないだろう。ここにきて、【親米】小沢が、2009年2月27日に、米軍の極東におけるプレゼンスは「第七艦隊でおおむね十分」とまで言っているにも関わらず、いまだに無事でいられるのかという点が明快になるだろう。
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