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鳩山首相の普天間記者会見、半年の演技 ? 2010年05月30日01:06
5月末までに決着を付けるとしたオバマ大統領との約束。それを守るための「現行案と同じ『辺野古』に建設することで米国と合意」とは、もしかしたら最初からの筋書きだったのではないでしょうか?
鳩山首相の言い方は「自分の思い」というフレーズが多いようです。「思い」は政策ではありません。しかしこの「思い」に日本の選挙民が振舞わされてきた半年でした。
「沖縄の犠牲(不当な差別)に対して、日本国民はもっとその痛みを感じるべき」だとか「何とかしなければという思いで、代替地を模索してきた」など、首相が言いたいことは「現行案に替わる代替地を求めて、これだけ努力した」ことを強調しています。
しかし、この努力は自民党時代にすでに終わっていたこと。そしてその結果の辺野古建設合意だったはずです。この経緯を知らなかったでは済まない首相の椅子であることをご存知ないのでしょうか?
「これだけ努力しても結局は『辺野古』しかなかった」という結論は、半年前から決まっていて、それに合わせて演技をしていただけかも知れません。
マスコミに登場する鳩山首相の演技は、テレビを通じて国民に常に見られ、最近では同情も寄せられているほどですから。
そしてこの努力は何のためだったのか?
社民党をはじめとする国内サヨクの反対を緩和することにその狙いがあったのではないかと思うのです。
それが見えるからこそ、社民党・福島党首は「対策なき反対」を続け、結局「罷免」されました。与党であるという責任感は、最後までまったく見せませんでした。
福島瑞穂党首は、「最後まで反対を貫いた」ことを参議院選挙で訴えるのでしょう。しかし、党として「日本の安全保障は9条だ」などというだけでは、もはや日本国民が納得するとは思いませんが・・・
参議院選挙まであと1ヶ月ちょっと。鳩山首相の、この瀬戸際の基地問題解決がどのように影響するか、国民も複雑な参議院選挙を行わなければならなくなったようです。
亡国の危険がある「外国人地方参政権」と「人権擁護法案」。すでに可決した「子育て支援」という資本力になりそうもない経済対策。郵政民営化の後戻り法案の可決など、どう判断したらいいのでしょうか?
「自由民主党」は、若き小泉進次郎議員が目立つだけで、どういう政策を打ち出しているのかさっぱり見えなくなってしまいました。民主党が支持率10%台になっても、それほど自民党の指示が増えているようには見えません。
「みんなの党」は、小泉元首相を受け継ぐ政党ですが「外国人地方参政権」と「地方主権」などという矛盾する言葉を進める政党です。
「たちあがれ日本党」は、真性保守を唱っています。しかし、具体的な政策(経済、外交)と保守復活に向けたビジョンがよく見えません。
「創新日本党」は、党首の杉並区長が辞職し、参議院出馬を決めたとのことです。「杉並区を良くしても日本がなくなってしまったら意味がない」とのことですが、ではどうするのか、それがいまひとつ判りません。
「国民新党」は、小沢氏の一声を取り付けて、とうとう郵政民営化を封印し、後戻りをさせてしまいました。支持率が低迷する中、今後どういう政策を掲げるのかは見えません。少なくとも「外国人地方参政権」には反対することだけは判っていますが。
日本は基本的には職人の国です。農業にしても、その職人気質で行われる農業にはさまざまな工夫がありますし、産業のもとになっている発想も、職人気質丸出しです。
この気質が支えたものが日本経済であり、他国から認められてきた技だったはずです。
そしてその職人気質を擁護してきた伝統のシステムが、天皇陛下を中核とした神道の系譜でした。
優れた職人技を神業としたのも、このような伝統があればこそでしょう。(一神教の神と混同ないようにしましょう)
そしてこのシステムの背景に、柔軟な想念をはぐくむ日本語の存在があることも忘れてはならないと思います。
インターネットで充実していく情報化の中で、この日本の基本をいかに取り戻すか、そしてそれが、これからの経済の主幹になっていくような環境をどうするか、それがこれからの日本政治に求められるはずです。
ここを見据えた政策を提示してくれる政党を、待っているのですけど。>>
(私のコメント)
日本は深刻です。もう首相にふさわしい器はいないのでしょうか。今の状態で
東アジア共同体なんて、とんでもありません。日本を朝鮮、中国に差し出すような
物です。アメリカにうまいこと金持にしてもらって、またアメリカに貧乏にされて
しまう日本。
ここでしっかりしないでどうすのだ。孤立してはだめだが、国民の手で日本の主権
を取り戻さなければならない。
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