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5月政局?内閣改造で政治内戦に勝利する戦時内閣を樹立し、検察・メディア(KM)反革命連合に反転攻勢へ
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/505.html
投稿者 Militant Liberal 日時 2010 年 5 月 04 日 01:13:48: jieMt3FL1bLFI
 

5月政局の憶測が流れているが、むしろ政権の側から反転攻勢に打って出るべき時期ではないか。昨年8月の総選挙で、広範な市民は半永久的に続くかに思われた自民党中心政権を引き摺り下ろして、民主党中心の新政権に交代させた。この選択は実際に投票した有権者の意図を超えて大きな歴史的転換をもたらしたことを認識しなければならない。

ただし、革命は始まったばかりである。衆議院で議会の多数を得たことで革命が成就したのではなく、長い準備期間の後に公然たる革命闘争が漸く開始されたにすぎない。この革命を主導しているのは、好むと好まざるとに関わらず、社会主義者でもトロツキストでもなく、小沢一郎を軸に結集している政治勢力である。

ロシア革命においても、トロツキーとレーニンの優れた軍事的・政治的指導力によって、武装蜂起はほぼ無血革命として成功し、権力を掌握した。しかし周知のように武装蜂起による権力掌握は、公然たる革命闘争の出発点を記すものである。現在の日本にひきつけて言えば、昨年8月〜9月の政権奪取にあたる。ロシアではその後、国内の反革命や国外・近隣諸国の武力干渉(これらはすべて英国などの資本主義国に資金援助されていた)との熾烈な戦いがあり、それらを無慈悲に殲滅しつくすことで、革命政権の基盤が固められていったのである。

先日の連合メーデーで国民新党代表の自見庄三郎幹事長は、連立政権は国民の手に政治を取り戻すべく奮闘しているが、まだ誕生後8ヶ月に過ぎない。明治維新も西南の役などを経て政権基盤が安定するのに10年は要した。そうした長い眼で見て連合の皆さんは政権を支えてほしい、という趣旨の長い長い挨拶をしていたが、鳩山首相などより自見幹事長はよほど政権交代の意義や現在の情勢を理解している。

そこで、現在の日本においても反革命の謀略に反撃し鎮圧すべく攻勢に出る時期であろう。まず5月政局の前に内閣改造が必要だ。いまの仲良しクラブ・挙党体制内閣ではKM反革命連合に攻勢をかけられない。いままさに日本の政治は内戦状態にあるという認識が不可欠だ。内戦を戦い抜くには確固とした戦時内閣を樹立する必要がある。

この革命を領導しているのが小沢支持勢力である以上、戦時内閣は小沢支持勢力で固めなければならない。そこに同盟・民社系を除く連合労働組合グループを加え、連合との支持・協力を取り付ける。前原、枝野などの反党分子は閣外に放逐する。これを避けて十手はならない。ロシアにおいて、メンシェビキや左翼SLと安易に妥協していたら内戦の勝利はなかった。歴史の教訓である。もとより明治維新からも同様に学ぶべき多くの教訓がある。

多少の遊び心も含めて、主な閣僚候補を検討してみよう。首相は鳩山でいい。こいつは全くの傀儡でしかないが、自民党のように選挙も経ずに頭だけ次々挿げ替えるというのもいただけない。もっとも戦時内閣に相応しい首相候補がいれば、それに越したことはないが小沢その人以外に人材がいない(真っ向勝負なら小沢首相がいいか?)。何よりも前原は更迭。岡田は残してもいいが、外務大臣は外して前原の後任あたりに据える。外務大臣は非議員で寺島実郎あたりでどうか。佐藤優でも面白い。枝野行政刷新相も更迭。後任は高嶋副幹事長(自治労出身)あたりで勝負する。日和見の仙石国家戦略相は横滑りで閣内に残す手もあるが、戦略相はクビ。後任はいっそのこと非議員で政府税調専門家委員(座長)の神野直彦を充てる。千葉法務大臣にもお引取り願う。後任は反検察の雄、辻恵でもいいが、非議員の平野貞夫に最後のお勤めをしてもらう手もあろう。直嶋経済産業大臣は敢えて留任。民社系ではあるが、トヨタ・自動車総連は純中立で同盟のような右翼イデオロギーは薄いプラグマティストと見た。連合を巻き込むための方便で、メンシェビキにも妥協はしないが配慮はいるだろう。問題は官房長官だ。平野は馬鹿のふりをしているのか、本当に暗愚なのかよく分からないが、何分パナソニックだ。連合会長を見ても分かるように松下労連にろくな人材はいない。ここに人材がいないのがいまの民主党の泣き所。党内にろくな人材がいないから非議員の閣僚ばかり入れたくなるが、官房長官はそうはいかない。鳩山の信頼が厚いという平野にたらしてきたが、戦時内閣を乗り切れるタマではありえない。誰かいい人材があったら教えてほしい。

戦時内閣は、一気呵成にKM反革命連合に反撃すべきだ。検察庁は原口総務大臣(留任?)に督励し、調査活動費の私的流用(裏金)問題で徹底的に責任追及していく。返す刀で、この間のでっち上げ起訴・冤罪乱造問題を究明し、遡って全責任者を処罰する。そして冤罪の再発防止に向けて、取調べ完全可視化を速やかに実施する。暴走特高検察の息の根を完全に止めるのだ。新しい革命政権下の「検察の正義」の実現に向けては郷原信郎氏の言説を傾聴すべきだろう。

権力と癒着・腐敗したマスメディアの構造も徹底的に解体する必要がある。まず記者クラブ制度を、司法記者クラブを端緒に完全に廃止して、記者会見の公開を実現する。資本のクロスオーナー規制を強化して、独占や外国資本の介入にも歯止めをかける。また販売店に対する押し紙制度などの旧態以前たる商慣行を公正取引委員会に摘発させるなど、徹底的に体質改善を強制すべきだ。権力から自立し、いまとは異なった意味で革命政権にとってもあなどりがたい、真のジャーナリズム復権が目指されねばならない。上杉隆や魚住昭のような人々が、もっとメディアの一線で活躍してもいいだろう。

反革命に対しては妥協や懐柔策はありえない。比喩的に言えば、食うか食われるかの死闘であり、無慈悲な鉄槌で背骨を打ち砕き、二度と反革命の企みに与することができないよう殲滅戦を戦い抜くしかない。KM反革命連合は死に物狂いの抵抗を試み「世論」を見方につけようと策謀を巡らすに違いない。しかし一時の「世論」の非難に動揺してはならない。それは欺罔された世論でしかない。大儀を掲げて戦い勝利した者には、必ず圧倒的な支持と賞賛が寄せられる。

 

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コメント
 
01. 2010年5月04日 02:23:37: saXRUYIY36
こういうのを読んでると、日本のPinochetでも出てこないかなと期待してしまいます。ペルーに圧力をかけてフジモリを呼び戻せばいいのか?

02. Militant Liberal 2010年5月04日 07:26:23: jieMt3FL1bLFI: EedSCQln2M
日本のピノチェトでも出てこないかと期待してしまう、というのは反動の極みですが、ある意味で今日の日本の反動性勢力とその影響下に取り込まれた人々の「正しい」危機感を反映したものと言えるでしょう。ただし検察・メディア=KM反革命連合の狙いは、文字通りのクーデターというより、革命の指導層に陰謀=フレームアップを仕掛けて権威を失墜させ、政権内の日和見・動揺分子を篭絡して政権の性格を変質させることに主眼が置かれています。

チリに話を戻せば、それまで「政治的中立」保ってきたとされるチリ軍部が、米国CIAの全面的な支援の下で軍事クーデターの挙の及んだのが1973年9月11日(オイルショックの直前です)。この日が世界で初めて民主的な選挙によって誕生したアジェンデ社会主義政権最後の日となりました。思えば9月11日というのは呪われた日で、ペンタゴンの米国支配強化の契機となった同時多発「テロ」が2001年9月11日、小泉が憲法違反の謀略的郵政解散を強行したあとの総選挙が2005年9月11日のことでした。今年の9月11日も要警戒かも知れませんね?

ところで私が国家戦略相に推した神野直彦氏は、1973年9月11日を、世界の民主主義を標榜する人々は決して忘れてはならないと述べています。アジェンデ大統領は軍に包囲された大統領官邸からの、最後の国民に向けた演説で「いかなる攻撃があろうとも、民主主義は必ず最後に勝利する」と呼びかけました。この状況は「サンチャゴに雨が降る」という映画にも描かれています。因みに映画のタイトルは、革命政権が軍の不穏な動きを全国の同志に放送で知らせるための暗号です。神野氏はアジェンデ大統領の最後の演説を胸に刻んでいます。それが神野氏を国家戦略相に推した最大の理由です。

政治内戦勝利のための戦時内閣は、断固とした決意でKM反革命連合に立ち向かわなければなりません。反革命・反動勢力は死に物狂いで攻撃し、「世論」の支持を取り付けようとするでしょう。一時的に、KM連合に取り込まれる人々が現れるのは不可避ですが、そんなことに動揺して、反転攻勢を躊躇してはいけません。そうした「世論」は欺罔された世論であり、糾弾の対象です。大義を掲げて反革命に勝利した政権には必ず圧倒的な支持と共感がもたらされるでしょう。そうした闘いを怯まず、たじろがず、勇気をもって推し進めれば、7月参院選の結果は自ずと明らかとなるはずです。


03. 2010年5月06日 11:29:20: 0RMfeEmcJE
極めて素朴な感想だが「権力の移動なき革命」とか「権力をかえず世界を変える」などの主張と同じように民主党の政権奪取を過去の「革命」と結びつけることはなにを目的にするのだろうか。建設的な意味があるのだろうか。現在の民主党政権の登場は昨年の選挙でそれまで自民党に投票していた人の3割ぐらいが民主党に鞍替えした結果のものだ。決して「社会主義革命」潮流の登場を願ってのことではない。民主党政権を社会主義革命政権とアナロジーする主張が既得権益防衛のため狂いまくるマスコミ、検察のその横暴に必至に抵抗している民主党の民主主義的議員諸氏の妨害になることを危惧する。
 70年代の過激派が数多く民主党議員の秘書にまぎれこんでいる事実を知るだけでばかばかしい誤解が渦巻くのが今の民主党なのだから。民主党政権の民主主義的発展のためには眼前の具体的問題、参院選で民主党が過半数をいかに獲得するかなどの論議、実践が今最も必要なことだろう。

04. Militant Liberal 2010年5月06日 17:29:21: jieMt3FL1bLFI: qXs6f29sxk
ロシア革命とのアナロジーで多くの議論を展開しましたが、もとよりそれは社会主義革命とのアナロジーではありません。権力の移行を伴う体制変革という意味で世界史的な出来事とのアナロジーを用いた分けで、本文中にも国民新党の自見幹事長のメーデー挨拶に絡めて紹介した明治維新とのアナロジーでも、「ベルばら」に学ぶフランス革命とのアナロジーでも構わないと思います。ただロシア革命がもっともドラスティックでわかり安いのではないでしょうか。

今、民主党に必要なのは体制変革のための政治経済学です。そう、税財政の抜本改革を基軸にした体制変革の経済政策も必要です。これは別の機会に論じましょう。


05. 2010年5月09日 07:50:48: Y5oJIgm5fA
>どこまで本気か、暇人の遊びか。権力闘争は戦争だ。殺し合いだ。要は勝てばいいんだ。理屈なんかいくらでも後でつけられる。小沢、鳩山はすでに殺されている。政治生命を奪われた。7月決戦に必勝をきすためには、このお二人にはもぐってもらわなければなない。残念ながら国民世論、市民感情なるものはマスコミによって作られてており是非を問うてもしかたがない。敗北後、いかに巻き返すかだ。敵権力の真の実態は官僚そしきであり選挙の勝ち負けを左右するのはマスコミだ。
この二つをたたきつぶすしかない。てはじめに法匪検察機構を解体する。マスコミも解体する。用意周到にのこされた3年間を有効に使うことだ。ようは果断に手段をえらばずやることだ。非難などは気にすることはない勝てば理屈などいくらでも日和見分子が作ってくれる。議会だけにたよらず議会外闘争をになえる実働部隊をそしきできるかだ。かっては10万単位で実力闘争部隊を組織できた。しかしいまは解体されてなにもない。当面残存勢力よせあつめてでも街頭闘争、デモ等の実力行使をおこなわればならない。

06. 2010年5月09日 20:20:02: fzeIVrKMnw
鳩山、小沢はもちろん生きている。そしてこれからも。。。。

もうじき死ぬのはマスコミのイチミである「あなた達だ」!

法匪検察機構を解体、マスコミも解体>>>いったい誰がやるんだ?

用意周到にのこされた3年間を有効に使うことだ。>>>いったい誰が有効に使うんだ?

ここに書かれていない民主党員は?「腐った腸たち・前原・枝野・仙石・渡辺等」

その腐った醜い妄想はアングロサクソンの塊りの中でのアジア人という立場で惨めに思い描いて戴きたい!


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