http://blog.livedoor.jp/nwe1/archives/1205822.html

2010年03月25日10:45

今日も冷たい雨が降っている・・・。

“亀井静香”が政府の決定事項ともとれる表現で、ゆうちょ銀行の預け入れ限度額の拡大や、グループ内取引時の消費税免除などの“郵政事業の見直し策”を展開し始めた。
“亀の独り歩き”にはもう慣れてはいるが、先の選挙で国民は“小泉・竹中路線を否定する”事を党是（？）とする“国民新党”を選択した訳でもなく、どこか勘違いしているようだ。
“仙谷由人”や“菅直人”らの閣僚は早速異議を口にしているが、“亀井静香”のこの手法には“飽き”がくる・・・。
参議院議員選挙の結果によっては、今の連立の枠組みでも過半数の確保は困難な状態になる可能性もあり、いずれにしても、その時までの辛抱か・・・。

グーグルが中国版を停止しているが、今朝の新聞に面白い記事がある。
全てのメディアを管理する中国共産党中央宣伝部が部長名で、１８分野に渡って、“報道や独自取材を禁止する”との通達を報道各社に出して“報道規制”を強化しているそうだ。

１.人民元切り上げ問題
２.官僚の腐敗
３.高額な医療費
４.食品安全問題・事件
５.新疆ウイグル騒乱
６.チベット騒乱
７.貧富の格差
８.戸籍制度改革
９.食用油の価格高騰
10.党幹部の人事予想
11.大学の自治権拡大
12.大学生の就職難
13.四川大地震の学校倒壊問題や復興の遅れ
14.山西省の不良ワクチン注射事件
15.吉林省の製鉄所社長の殴殺事件
16.重慶の警察と暴力団の癒着
17.不動産価格の上昇と住宅難
18.地価高騰をあおる不動産開発業者

・・・・？？？

見方によっては、中国が抱える“国内問題”を整理しただけのようにも見えるが、これでは中国のメディアが日々何を報道しているのか、逆に興味のあるところである。
これら問題点に対して上手く立ち回ってきた人間が“富裕層”を形成していると言うことなのであろう・・・。
世界の経済を引張っている（ように見える）中国であるが、中国の内情がこんなに凄いとは・・・。
これでは“グーグルの中国からの撤退”は当たり前か。

アメリカでは中国を“為替操作する国”と認定する動きがあり、中でも人民元の切り上げ問題についてはかなり神経質になっているようで、共産党中央宣伝部長は“人民元切り上げ問題”を評論する場合には『米国の対応を批判する内容にするように』とまで指示しているそうだ。
また、５月には“米中戦略・経済対話”が予定されているそうであるが、グーグルの中国からの撤退、台湾への武器売却、オバマのダライラマとの会談などの全ては、この“米中戦略・経済対話”に対するアメリカ側の布石なのであろう・・・。

今後の米・中関係は注目に値する。

＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜＊〜

Ｐ．Ｓ．

（１）　亀井さん、あるいは、鳩山内閣として、目的狙い、手段（方策）の論点とそのメリット、デメリットがハッキリしてくるといいのではと思えます。

ａ．郵政民営化、私物化の闇がハッキリし始めていますので、そのためにも、官から民ではないあり方はしっかり国民的な理解が必要と思えます。

（ア）亀井さん、それなりに金融行政との兼ね合いは考えておられるようですが、消費税不要と正規社員への登用規模などもっと説明が欲しいところですね。

コメント情報お願いいたします。

（２　）http://www.google.com/search?hl=ja&ie=Shift_JIS&q=site%3Awww.asyura2.com&q=%83O%81%5B%83O%83%8B%81%40%92%86%8D%91&btnG=%91S%81%9A%88%A2%8FC%97%85%81%F4%8C%9F%8D%F51">site:www.asyura2.com グーグル　中国←グーグル:ヒット数:今回､約663件｡

●　日中の　官僚政治　国停滞　民衆黙って　すますわけなし

●　グーグルが　なくも中国　民主化が

●　中国の　悩み日本の　存在感

●　日本追い　維新一気に　やる中国

……全部、感覚的な、ぼかして曖昧な句です。内政干渉に留意しつつ、両国の多くの国民の良識を信じつつ、日本としても国益を考えて、前向きに、アクセルとブレーキ、ハンドルを使いながら、分担しながら、協力していくのが、日本のためにも一番ではというような気が致します。

コメント
01. 2010年3月27日 15:23:21 だから現政権の中韓寄りな方針を改めるべきだ、ということですね。 賛同いたします。
02. 2010年3月27日 15:42:30 中国在住ですが１から１８についてテレビ、ラジオ、新聞、ネットで毎日報道があふれています。１０が党中央幹部の予想という意味なら極めて少ないと思います。党幹部は互選なので予想できるものが党上層部のためでしょう。人民元切り上げは一年中記事が見られます。党幹部の腐敗については政府系、民間どちらにも暴露サイトがあり、それで刑務所送りとなった幹部を各メディアが報道しています。１から１８までの項目の記事、報道があふれて辟易とします。日本の中国報道は殆どが中国の報道の部分的翻訳によるものと言えます。したがって日本の報道にも辟易としています。結局中国紙では各国の主要紙の全面中国語訳がよくのるので中国語を読める駐在員はそれを愛読する傾向がつよいようです。英仏ロ、ラテン語紙の切り貼りではない精確な翻訳記事が読めるのは助かります。
03. 2010年3月27日 16:36:48 　おいおい、わが日本国内のオール「新華社」化した無残なマスコミ事情より、よほど中国ジャーナリズムのほうが健全じゃないか。とほほだな・・・
04. 2010年3月27日 19:17:48 >>02 >>03 コメント有り難うございます。 記事は、一般的なものより知性を感じます。 経験的な感覚からの憶測や思い込みがあるかも知れませんが、読むだけの場合には、妥当性のあるものとして受け止められ、深掘りしないで、納得してしまうものがあると思えます。 よって、コメントでご指摘いただくと一層、深く考察できるのではと思えます。 日本では、グーグルの検閲はないけれども、まだまだ、諸官庁、自治体を通じた記者クラブによる情報統制など真実が報道されない、隠されているような問題が残っていると思えます。 しかし、そういった問題意識は持ちにくいもので、伝わって始めて問題意識を持つのが精一杯ではと思えます。 そう言った点についての考察（事実の真偽や、価値や倫理的などの判断を伴う意見・評価）も合わせて進めていけば、対外的な構えが出来、身の回りの問題解決に生かしていけるのではと思えます。
05. 2010年3月27日 19:58:30 中国人の批判精神はそりゃ、物凄いよ。 中央電視台や鳳凰電視台で、上海万博前の不動産ヒートアップに「冷水を浴びせる効果の政策を如何思いますか？」と街頭インタビューで、会社員が「ええ？大して影響無いんじゃないですか？だって、限定的でしょ」とか鋭い突っ込み。 だから毛沢東も「流砂の民」と評して、むしろ締め付けだのするのはその所為。
06. 2010年3月27日 21:35:05 > 05>中国人の批判精神はそりゃ、物凄いよ。 >いろいろありで大変そう、塞いでも塞いでも・・・ だが検閲当局の巨大なリーチと力も、YouTubeのお気に入りビデオや 官僚腐敗のニュースを検索する中国の多数のユーザーには軽くあしら われている。ハイテク鬼ごっこのように、彼らは当局が削除するより も早くブログ投稿を広めようとし、胡錦涛国家主席の「調和社会」ビ ジョンを皮肉って、削除メッセージを「調和された」と冗談を言う。 やる気とお金のある人は、閉鎖されたサイトを丸ごと有料VPNで復活 させることができる。VPNを使えば、実質的に政府のグレートファイ アウォールを自由に通り抜けることができる。 中国のグレートファイアウォール、Googleなしでも穴はある？ http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/25/news011.html 美人、誰でしょう？ Anastasia Virganskayaさん２３歳 ゴルビーの孫娘さんだそうです。ゴルバチョフ元大統領です。 http://10e.org/mt2/archives/201003/240317.php
07. 2010年3月29日 16:25:59 日本のネットでの政権批判は情けないものがある。偏差値３５の三こすり半男が、 三行半殴り書きするだけだからね。 在日本的網路上、政治漫談罵語水準是太差的、一棍3.5次後結束的35分数低材生、 乱筆3.5行而巳。
08. 2010年3月30日 14:19:02 >その中国がどえらい事に・・、失業２億人？４億人？発表は思惑絡み？ >これが本当なら、必死な生活で目も死に、批判強烈も当たり前でしょう。 >何千年も繰り返し事変に悶え生き延びた人々、広すぎる国家も大変です。 中国の失業者数 不動産バブル崩壊と貧困者数の増加で４億人か http://d.hatena.ne.jp/hillser/20100326 「「失業者２億人」中国首相発言が波紋」 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/world/china/372917/ 中国の失業人口は２億人だ。 これで大混乱に・・・ http://ameblo.jp/fukeiki01/entry-10493548873.html 2008年中国国内失業者数、2・5億人に達する恐れ（予想は当たって当然？） http://www.epochtimes.jp/jp/2008/07/html/d61161.html -----------------------
09. 2010年3月30日 18:10:03 日本のマスゴミも中国と同じ、捏造レベルだと思います・ ただ、中国のマスゴミに命令しているのは中国政府 日本のマスゴミに命令しているのは日本政府ではなくて、ＣＩＡアメリカ政府。 っていう大きな違いがあります。
10. 2010年3月31日 02:49:45 03さま 全く同感です。 でも、新華社の国際欄は、日本のどのマスゴミよりも充実してます。 さらに驚いたことに、（国際欄は）意外とバイアスがかかっていない。 マスゴミの米メディア（プロパガンダ）のタレ流し記事に比べれば、遥かにマシです。

11. 2010年4月01日 07:42:46 中国は広い、いろんな中国があるのは仕方ないと思うが。
12. 2010年4月01日 16:02:12 日本のマスゴミの情報統制も似たようなもんでしょ。以下は政官財米一体となったタブーで殆ど公開されることはないです。 �@２３０兆円特別会計の収支報告。 �A財政投融資で作った、特殊・公益法人の借金４００兆円。 �B天下り実態。中央官庁だけで2.7万人が天下り中。補助金だけで年間１２兆円。 �Cパチンコ業界から北朝鮮へ拠出される７００億円規模の裏金。 �D上記利権に群がる、天下り警察官僚。自民党の遊戯振興議員連盟、民主の娯楽産業研究会の実態。 �Eアメリカから毎年送られる「年次改革要望書」という事実上の内政干渉の実態。 �F官民合算した米国債の保有残高。および、為替損による毀損額。 �G中韓留学生の補助金２兆円の実態。 �H特殊法人が税金を投じ運営する直轄グループ企業３０００社の実態。 �I創価をはじめとする宗教法人の資産状況（上場企業が保有する内部留保を上回る）。これに対す課税議論。 等など、ほんの一部で、日本も中国も報道の自由度という点からすれば大差ないですよ。
13. 2010年4月18日 03:36:16: AxdUIZ0cXM アングロアメリカンは事実上世界を支配するための秘密のマスタープランを持ち、それを300年にわたって忠実に実行してきた http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/344.html 郵便事業は国営であるべき。採算の合わない地方の為には税金投入が必要。たえず税金投入が必要な民間企業？？　 橋下は堺屋、飯島と同じムジナ。地方主権は国を滅ぼす。
14. 2010年4月21日 02:24:56: DnElS4uJxc 中国在住10年。 「上に政策あれば下に対策あり」 中国の民衆はしたたかでたくましく、批判精神旺盛です。
15. 2010年4月25日 21:43:48: r0sx8LDL0w 官から民へ、というような判じ物めいたキャッチは到底信用できない。 地方から過疎に近い地域には営利優先の都銀も地銀も信用金庫も出店しない。 そこでは、農業や漁業や林業があり、自然があり、そこに暮らす日本国民がいる。 若者は都市へ向かうこととができても、そうではない日本国民がいる。 そこには水源があり、森林があり、上流のケアが下流や海を守ることにもなっている。主に下流域に人口密集域があり、経済活動が盛んであったとしも、上流域に配慮がないのは、思慮が足りない政治と思う。 国家は都市のみで支えられるのではない。営利優先では届かない地域や国民にも 利便性を提供するほうが良いと信じる。 郵貯は重点度の差はあっても、日本全域になければ片手落ち。民間を圧迫するというが、民間金融や運送が効率的に人口密集度の高い地域で業務展開し、経営効率を高めることができるのも、効率の低い地域でも展開する郵貯があるからではないか。どこまでも自分たちの利益ばかりを追う銀行経営者達は嫌な奴らだ。まあそんな感性だから銀行経営などやっているんだろうけど。金がすべじゃないぞ。
16. 2010年5月02日 13:31:44: iDoPIdhs3Q 日本のマスコミと中国のそれの情報統制度はいい勝負だ。 ０５さんよ、確かに中国人の批判精神はすごいもんだが、同時に中国人の長いものには巻かれろ式の面従腹背思考もみなければ中国人は理解できない。 かつての文化大革命時の告発者と被害者が同じ職場でなにもなかったのごとく、いっしょに働いているのが中国の実情なのだ。 中国人は確かに他のアジア人からは程遠いメンタリティーと論理性を持った民族だが、また、欧米式の個人主義社会からもほど遠い異質な中華次元の住民たちなのだ。 いずれにしても中共のいまだ支配する社会を資本主義社会と同一視するのは危険すぎる。 やはり、天安門事件以後、西側は中国と断交し、経済協力も一切禁じた方が長期的には中国の発展のためにもよかったんじゃないだろうか。
17. 2010年8月29日 15:47:57: 5gUOArsSvI アラブ（イスラム）文化圏も日本や欧米とは全く異なった価値観を持っています。 日本とアメリカも実際のところかなり違う。 中国にせよ、イスラムにせよ、多様な価値観を抱え込んだまま何とか折り合いをつけてやっていかなければならないのが今のところの世界の現実でしょう。 この先、究極的には一つに統一されるのか、それが望ましいことなのかは分りません。

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