10. 2010年3月24日 01:34:35 Militant Liberal さんの投稿は、私の感覚に大変近いものがあります。>今日のすべての商業紙の報道姿勢をつぶさにみると、劣化したのではなく、 >もともとの本性が政権交代を契機に露出したのだということがよく分かった。 そう、本性が露出したことで、包んでいた紙が裂け、わかりやすくなりました。 政権交代より以前、昨年の西松献金問題による大久保秘書逮捕から、 非常にわかりやすくなったと私は思っていますが。 >マスコミは権力維持のための情報操作機関 このことがものすごくわかりやすい形で出てきたことで、 世論が操作されていることに気づいた人が続出し、結果的には大変良かったと思います。 これまでの日本人は、ナイーヴ過ぎたのです。 メディアとはもともと、権力者たちが体制を維持するために仕掛けた装置です。 >新聞は権力の走狗であって与党の味方ではない 秀逸な表現。まさにその通りです。 >日刊ゲンダイはよく頑張っている まともな政治記事といえるものは、現在、これしか無い状況だと思います。 翼賛報道に対する異論が唯一存在するタブロイド紙です。 小沢叩きを続ける新聞社があってもいいが、各社一丸となって、 横並びの報道を続けていることは、私たち国民全体の不利益です。 >情報操作される対象から情報を監視する主体に私たち自身が飛躍しなくてはいけない この阿修羅の掲示板がそうですが、マスメディアというのはすでに、 読者・視聴者から観察され、報道の背後にある意図を憶測されたり、 推察されたり、邪推されたりする(笑)存在になっています。 私は、「この後に及んで、マスメディアやマスメディアに出てくるコメンテーターを 信じるやつらは、クルクルパーだよ」との、宮台真司氏の発言に賛同します。 2/7 天才会議 宮台氏の発言 1分50秒頃から http://www.youtube.com/watch?v=7UWr0aNr8Ps 翼賛報道の一員であることから足を抜き、異論を選択する勇気を持たない限り、 大新聞の衰退に歯止めはかからないと思いますが、 彼らがそうすることはないとも思います。 >政権交代を真の権力奪取にもっていくためにも、対マスコミ闘争の役割は重大だ 私たちがすぐにできることは、いくつかあります。 (より大きい影響力を持つテレビに対しても書きます)。 気に入らない新聞にはお金を払わない。 ゲンダイや週刊朝日ほか、好ましい報道記事にだけ、お金を払う。 新聞・テレビ局に抗議の電話やメール、ファクス、手紙を送る。 なるべくテレビを見ない(洗脳される危険から身を守る)。 テレビを見るときは、疑いながら見る(絶対に鵜呑みにしない)。 特に偏向報道だと思われる番組を見たときは、スポンサーを調べる (例・報道ステーションの広告主の一つは、外資系保険会社です)。 私なら、仮に報道ステーションの腹が立つ報道に接した時は、 テレビ朝日には電話をかけますが、外資系保険会社に電話をすることはしません。 他の広告主で、比較的良心的と思える会社を選んで、 「あのような報道は害があるとすら思えますが、 企業としての社会的責任をどうお考えになりますか」と聞きます。 返答に納得がいかなければ、「おたくの商品は以後、購入しません」と言います。 身近な家族や親戚、友人にも、同じような習慣を持つようにすすめます。 この闘争は、個人が一人一人で、ヒタヒタと続けられる利点があります。 読みたくない新聞は買わなければよい。 受信料を払いたくなければ、テレビを捨てることもできる。 ウォッチして監視したければそのつもりで視聴し、抗議することができる。 ですが、彼らは営利を目的とした企業体なのですから、 自分たちの利益になるようにしか動きませんし、 特にテレビ局はまだ体力があるので鈍感です。 完全に見捨ててしまうのも、良い方法だと思います。
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