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霧のあるふるさとがなつかしい http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/341.html
都会に出てきて数十年。この都会では霧を見たことがない。いつも霧を見たいと思っているのだがこの都会ではついぞ見たことがない。ふるさとでは春夏秋冬いつでも霧が出ていたように思う。あるときの霧は水滴の一粒一粒が空中を漂っているのが見えた。視界は10m程度しかない。それでも太陽光線に照らされて水滴の一粒一粒が七色に輝いて見とれてしまったことがあったっけ。深い霧が立ちこめるとあたりは幻想的な雰囲気につつまれる。それがとてもなつかしいのだ。 この都会では夜空のプレヤデスさえ見えやしない。田舎にいたときは最低でも7個は見えたんだが。ここでは0個だ。白い雲のように夜空を横切る天の川なんてどうがんばっても見ることができない。田舎では兄が天体望遠鏡を持っていて、おれも土星の輪とか木星の衛星とか火星の模様なんかを見ることができた。倍率が100倍くらいなので地球が自転しているため、望遠鏡の視野のなかをどんどん移動していく。それを追尾するのが大変なのだ。それも今では楽しい思い出だ。もう田舎でも天の川は見えない。 冬の雷。田舎では毎年のように冬でも雷が多い。夏に雷が起きるメカニズムは分かるが、冬の雷はどういうメカニズムで起きているのだろう。謎だ。冬の雷はなぜか夜になってから起きることが多い。それも真夜中近くになってからだ。これにはまいった。ひたすらおさまるのを布団の中でじっとまっていた。いまでも田舎では冬に雷が多いのだろうか。 子供の頃の遊びのひとつに花の蜜を吸うことがあった。クローバーの花でさえひとつひとつの花弁の根元には微量ながら甘い蜜がある。最も蜜の量が多いのが椿の花だ。それも白い花に限っていたように思う。椿の花を傾けてトントンとたたくと手のひらに花粉と一緒に蜜がボタボタと落ちてくる。本当にポタポタといった感じでたっぷりと蜜が取れる。その甘さといったら何とも言えない例えようもない甘さである。 久し振りにヒマなんで投稿してみました。ときには政治とは無関係なこんな投稿もいいんではないでしょうか。雑談版だし。
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