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外国人参政権を提案した教授の反省 2010年02月07日01:08
外国人への地方参政権付与を日本に紹介し、日本国憲法に対して「合憲であろう」との論説を行ってきた中央大教授・長尾一紘氏（憲法学）が、その論説を撤回しました。
１月２８日に産経新聞のインタビューに答えています。
「過去の許容説を変更して、現在は禁止説の立場を取っている。変える決心がついたのは昨年末だ」とのこと。
長尾氏によりますと、「２０年くらい前にドイツで購入した許容説の本を読み、純粋に法解釈論として合憲が成立すると思った。ただ、私は解釈上は許容説でも、政策的に導入には反対という立場だった」ということです。
この法理論はドイツで考えられたもので、「許容説の一番最先端を行っているドイツでさえ、許容説はあくまでも市町村と郡に限られる。国と州の選挙の参政権はドイツ国民でなければ与えられない。」ということです。
しかし長尾氏が見る鳩山政権の趣旨は地方主権論と一緒になっているところが違うとのこと。
「地域主権論で国と地方を並列に置き、防衛と外交以外は地域に任せようとしている。最先端を行くドイツでさえ許していないことをやろうとするのは、非常に危険だ」として反対論を述べたということです。
そして「これは憲法違反だ。国家の解体に向かうような最大限に危険な法律だ。これを制定しようというのは単なる違憲問題では済まない」とも。
そして次のように述べました。「政治思想史からすれば、近代国家、民主主義における国民とは国家を守っていく精神、愛国心を持つものだ。選挙で問題になるのは国家に対する忠誠としての愛国心だが、外国人にはこれがない。日本国憲法１５条１項は参政権を国民固有の権利としており、この点でも違憲だ」
現在の外国人参政権法案は、韓国の在外選挙権法案を成立させたことを根拠にしています。これについては、「日本に住民登録したままで韓国に居住申告すれば、韓国での投票権が持てる国内居住申告制度も設けたもの。」と認識していて、「現実の経験的要素が法解釈に影響を与える『立法事実の原則』からすると、在日韓国人をめぐる状況を根拠とすることは不合理になり、これを続行することは誤りだ」とも述べています。
この韓国の法案は、日本が外国人地方参政権を国会が拒否すれば、おそらく韓国でも中止してしまうのではないでしょうか？
もともと日本を解体するために仕組んだ法案でしょうし、日本が拒否すれば戦略的意味はなくなります。理由としては「排他的日本には失望した。これではわが国もこのような先進的法案を維持できない。責任は日本にある・・・」とか何とか・・。
長尾教授は、「実は在日韓国人より、中国人の方が問題だ。」とも述べています。
「（例えば）現在、中共は軍拡に走る世界で唯一の国。中国人が２４日に市長選があった沖縄県名護市にわずか千人引っ越せば、（米軍普天間飛行場移設問題を焦点とした）選挙のキャスティングボートを握ってしまう。」（すでにそうなっているようですが・・・）
「当落の票差はわずか１６００票ほど。それだけで、日米安全保障条約を破棄にまで持っていく可能性もある。日本の安全保障をも脅かす状況になる」ということです。
教授が紹介した外国人地方参政権について、このような形で政治利用されてしまったことについては、「慚愧（ざんき）に堪えない。（私は）純粋に法解釈論として合憲が成立すると思った。（しかし）私の読みが浅かった。１０年間でこれほど国際情勢が変わるとは思っていなかった。２月に論文を発表し、許容説が違憲であり、いかに危険なものであるのか論じる」とのことです。
これで外国人地方参政権推進派の法理論としての支柱がなくなったことになります。
韓国でこの法案成立を約束してきた小沢民主党幹事長。中共も期待を持って法案成立後を狙っています。その期待感は中共の新聞にも掲載されているとか。
日本の有権者を欺いた「マニフェスト」と「INDEX2009」という２段構えの政権公約。
こうして確保した政治権力。幹事長であっても圧倒的独裁力を発揮している小沢氏が、検察の取調べを乗り越えて向かう次の一手は・・・
そしてこの、売国法案であることが憲法解釈でも明らかになった外国人地方参政権を、いかにして成立させるのでしょうか？
「自分で考え、自分で決め、自分で責任をとることの出来ない、最も自立心に乏しい国民」と、小沢氏が断定する日本国民は、小沢氏の言うがままに日本を売らされてしまうのでしょうか？
(私のコメント)
単純に考えても在日など、日本への悪感情を持っている朝鮮人、中国人に参政権を与えるのは危険である。民主党はよくよく考えてくれ。パチンコ資金の膨大なこと、創価、統一カルトの危険なことを考えると、到底彼らに参政権を与えるなどということは考えられない。これ以上日本を解体させるようなことはしないでくれ。民主党小沢はこれが一番危険なのだ。
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