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小沢VS反小沢という二項対立図式に持っていこうとしている人がいる。
私は小沢の権限集中と国連決議に基く自衛隊のアフガン派兵に反対しているのだ。
又、公明党ともパイプがある小沢が危険この上ないと思っているのだ。
小沢をどのような意味で批判しているかの中身が問題なのに小沢批判をする人間を全て自公や検察の仲間であるかのごとく主張するのは間違いだ。
小沢が主張している事の中に良い事ももちろんある。
中国との関係を強化する事は賛成だ。
中国共産党は問題だが中国との関係強化は経済的にも政治的にもアメリカ一辺倒からの脱却という意味でもいい事だ。
しかし、様々ないい事は小沢の権力がなければできないというものではない。
小沢信者は小沢が失脚すれば改革ができないと思っているかのようだが。
そんな事は無いだろう。
先の衆議院選挙で民主党が勝利したのは自公を退場させる為だ。
自公政権打倒の為に最も当選しそうな反自公の候補者に票を集中したという事だ。
それがたまたま民主党が多かったという事に過ぎない。
自公でなければ誰でも良かったとも言えるのだ。
だから民主党のマニフェストの全部に賛同したと主張するのは詐欺のような論法なのだ。
まして小沢支持でも無い。
小沢が民主党の選挙監督として優秀だと言う事は認めるがそれは選挙ノウハウが優れているというダケでありどの政策を支持したのかは改めて検証しなければならない。
小沢はプラグマティストであり選挙に勝ちさえすれば自分がやりたい事が何でもできると思っているのだ。
自分の政策が支持されたと詐称して。
自衛隊のアフガン派兵に賛成する国民がどれだけいるのか世論調査をするべきだ。
反対する国民が多いと推測する。
にも関わらす小沢は従来から主張しているという事を言い訳にしてこの事に踏み込む可能性が大きい。
アメリカ単独行動に従った小泉は間違いだが国連決議による自衛隊の海外派兵は問題ないというのは最悪の行動を示した後では他の行動がマシに見えるというトリックであるに過ぎない。
アメリカの軍産複合体にとっては自衛隊が米軍に代わって海外で戦争をしてくれれば武器も売れるしアメリカ人も死ななくてすむので大助かりなのである。
アジア人同士を殺し合いをさせるという路線の延長上に求められている事なのだ。
この点が小沢が世界権力と結びついている中心の問題でありこの点がある限り私は小沢批判をし続ける。
他の人気取りの政策もこの戦争政策を遂行する目的で小沢に対する支持を強化する為に行われている事だ。
小沢が代表を辞任しても民主党が勝利したように小沢の権力が弱体化してもいい政治はできる。
いや、むしろ民主党が7月11日の参議院選挙で過半数に達せず社民党が躍進した方がいい政治が実現するだろう。
個人崇拝は最も危険であり民主主義の破壊である。
小沢に対する個人崇拝は既に危険なレベルにまでなっている。
それはこの阿修羅掲示板における小沢信者の増殖で明らかだ。