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(回答先: 阿修羅を訪れる読者の圧倒的多数が民主党ファンではないかと推定される。 投稿者 仁王像 日時 2010 年 1 月 05 日 12:21:00)
なるほど、訪れる読者の9割以上が「小沢民主ファン+反自民+反マスコミ+反検察+反CIA」の混合体と捉えるのが正確な表現ということか。でもね、小沢よいしょの記事が目立ち拍手もダントツ。やはり小沢信者の比率は高いと見る。
それにしても一般国民との性向の違いは歴然としている。そこで次に用意していたのが、「反検察(地検を含む)」というキーワード。この点の評価において一般国民と画然としているのではないか。この検察批判は激しい正義感から来ていると思われるのだが、語弊を恐れず言えば「匹夫の正義感」にまで純化?してしまっているのではないのかと思う。検察は悪玉である、ゆえにその標的にされる鳩山、小沢は善玉のかたまりである、との善悪二分法である。
一般国民はこの点のとらえ方が異なる。このような善悪二分法では捉えない。ここにむしろ筆者は健全性と良識性を見る。検察はこれまの昭和史のなかでも与党政治家たちのいくつかの疑獄事件を挙げてきた。国家機能としての必然性があって、このような組織が誕生したのだと思う※。それを悪玉検察を潰せ、人事の総入れ替えをせよ(つまり政権与党の都合のよいように作り変える)というような論調はきわめて乱暴に思える。
こうなると、例えは悪いが監査役のいない(あるいいは機能しない)会社みたいになる。国家としてはファッショ体制の国家になる。
いずれにしても阿修羅読者というのは異常にドライブのかかった人種と言えるのではないだろうか。表題を見て自分が快感を得られる・溜飲を下げられそうな記事をアクセスしているのは明瞭に読み取れるのではないだろうか。
自公政権はもう終わったのにいまだにそれを叩く記事にアクセスが集まるのは、そこでひと時の快感を味わい溜飲を下げたい(湯気抜きする)という欲求があるのだろう。いつまでそこにとどまっていたいのだろうか。もっと前方を見て先に進みたいと思うのだが、そこのところが不思議でならない。
小沢民主党の体質批判には、その前にいちいち一くさり自公政権の悪口を並べないと、受け付けないらしい。あるいは民主の批判者は、そのまま自公政権の支持者だと即断するらしい。
※;検察へのアメリカのコントロールを断ち切れという議論はあるだろう。しかし、これは基地問題を始めとした日本の真の独立の問題とも関わってくる。高級官僚自体にアメリカの息がかかっている。そもそも歴代の自民党政権がそうであった。政権がそうであったからそれにつながる官僚機構もそうなった。政権を取ったばかりの民主党政権が一朝一夕にできることではなかろう。ここでは議論の混乱を避けるため検察機能一般を前提に議論している。
・ 戦後の疑惑、疑獄政治史
http://www.gameou.com/~rendaico/toshi/nihonkiyosanto_nokenkiyu_toshi_seizisotui_sengogigoku.htm
・昭和電工疑獄事件
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage135.htm
・造船疑獄事件
http://gonta13.at.infoseek.co.jp/newpage143.htm