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やかましいだけの学級会のような政治が行われている。国民の利益なぞ二の次である。
二つの問題が見える。
1)アメリカ、中国の政治家と比較して、日本の政治家は、自分の国家の利益がどこにあるのか、何なのか、定義できないでいる、アメリカとの交渉報道を眺めて感じる。
2)経営に、あるいは官邸に乗り込んだら、
クイックアクションといって、名刺代わりに会社、世の中が変わったということを思い知らせるために、「低予算、短時間ですぐ成果が見えるもの」を、前に書いたように、三つほどすべきなんだ。
何かを変えたいなら、相手を振り回すんだ、囲碁将棋同様ゆるい手は時に命取り。文句があるなら、株主ならぬ、自分を選んだ、国民に言えと云えば良い。
即時行動(クイックアクション)、一年以内にすること、中期的な戦略。これらが整理されていないから、メリハリのない政権運営に見えてしまう。
小沢の一挙一動へのネガテイブ誇張した対応、鳩山への足を引っ張るだけの批判に、国民の利益が見えない、自分たちの利益の擁護意外に何が見えるというのか。
神経戦、消耗戦に引きずり込んで鳩山を引き摺り下ろして、半ば壊れた自民党のみこしを再度担ぐのか、それとも既得利益を擁護してくれる新勢力の形成へのサポートか、国民はそんなミエミエのシナリオに付き合うほど余裕はない、それがうまくいかないとわかったら、何事もなかったように、鳩山小沢に擦り寄るのが手口だろ。
天皇だろうが、印籠だろうが、国民以外の権威を利用して、相手をやり込めるというのは、好かないね、私は。
田舎ヤクザに、女、酒を面倒を見てもらっていたある浪人侍。ある日親分から、
「先生、出入りです、お願いします。」といわれたその用心棒センセー、あわてたそぶりも見せず、「何食わぬ顔で」塀を越えて逃げ出してしまうというのが、黒澤明の「用心棒?」という映画。
「用心棒センセーを怒らしたらいけない」、日本を代表する言論機関のメッセージに、この映画の、センセーに逃げられ地団駄を踏む「こっけいでトンマな」田舎ヤクザがなぜか重なるんだ。
契約だから、解除する、解除される、不履行されることもあるかもしれない。其れを踏まえたものが一国の防衛戦略というものだ。
借金ずけ、二つも戦争を抱え、わが仮想敵国(?)をパートナーと定義している国が体を張れるわけがない。
いいお年をお迎えください。