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其の人物の才能と其の人物の人格は必ずしも一致しないと云ふ事。
素晴らしい才能を持ち、
其の才能に據り多くの人々から羨望の的と成り、
尊敬の眼差しを一身に浴びる其の人物が、
尊敬に値する人格を兼ね備へた人物かと言えば、
必ずしもさうではないのだなと。
そんな事は當然なのだが、
改めて再認識出來た。
そう云ふ意味に於いては此の事件は非常に意味深いものがある。
心・技・體
靈主體從
御魂(みたま)は身靈(ミ・タマ)
難しいものだと。
日本の武道は、
其れが解つてゐるがゆゑに、
心と云ふ面を非常に重視するのだなと。
ゆゑに其の名に「道」が附く。
華道、茶道、香道、書道等々、
そして皇道(スメラノミチ)もまた然り。
タイガーウッズの「人間宣言」: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐off man's Blog
http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/12/post-7728.html
2009.12.16
タイガーウッズの「人間宣言」
愛人が1ダースだって? 生物としては健康的じゃないか。
様々報道あるけれども、なんか品行方正の権化のように祭り上げられていたタイガーウッズも、日常の姿は普通のSな金髪好きのおっさんに過ぎなかった。そりゃ、ゴルフがうまい、それも天才的にうまい、だから人間として非の打ちようのない素晴らしい人だ、なんて方程式が当てはまるわけでもないよな。ゴルフと人格は別物。理性と下半身は別行動。それが人間本来の姿なのだと再確認したね。
で、離婚だ引退だと騒いでいるが。もう開き直っちゃっていいと思うんだよね。人間として弱かった、と謝罪もしているわけでさ。不倫はいかんけど、もうあれだけ広々と愛人抱えて別荘も買って日々助平なナイトライフでムフフな状態だったのだから、もうどうしようもないだろ。「人間として出直します」といって、またゴルフで稼ぐしかないよね。
有色人種でゴルフで成功してアメリカンドリームだということで、そっち路線に方針転換するのがいいんじゃないか。背徳的だが、放蕩息子を神はお赦しになられる。10年ぐらい経って、実は敬虔でした、とかのほうが上がり目がありそう、アメリカ社会なら。
タイガーウッズの事件の何が面白かったって、本物の天才プレイヤーで、ゴルフを志す人なら誰もが目指す存在で、そこに商業主義の虚像が巻き付けられ、まるで聖人のようなイメージで塗り固められたタイガーウッズ自身が、征服欲丸出しのセックス享楽主義者だった、という隔絶した実像を持っていた一点に尽きる。ゴルフクラブで妻に追い回されるというのもエピソードとして良い。これが拳銃とかだったらアメリカ社会の別の病理の話になってしまう。
とにかく、単純にタイガーウッズの性的な何かとイメージの落差が凄い。というか、面白すぎる。タイガーハンティングを知らない人は、せめて一回でもやってみるといいと思う。どんなにうまくなっても、ゴールはなく、結局は奥さんに殴られる結末しかないというのがシュール。
Tiger Hunting (注意:音が出るよ)
http://www.funny-games.biz/tiger-hunting.html
※ 此の事件は、
マイケル・ジヤクソンの事件と同樣に、
オバマ大統領に對する恫喝だと云ふ意味があるのは承知してゐる。