★阿修羅♪ > 雑談専用38 > 205.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 公務員をなくして全部民間にしてしまえばどうなるか。 投稿者 えびしおマップ 日時 2009 年 12 月 13 日 11:26:17)
役人は役人になりたい人間が集まり勝手に企画し役所をつくることを国家に売り込み、その地位についたのではない。
国家の成立とともに国家を運営する必要欠くべからざるものとして、ときの国家が上から作っていったもの、と大まかに言ってもよいだろう。
それを役人の不祥事や腐敗体質をもとに役人自体を否定するなどというのは、阿修羅部落民の一部の質の低さを証明している。官僚の腐敗体質を大いに糾弾し、健全なものに磨きをかけていくことは結構。それは与野党の政治家にも言える。
単に役人バッシングして溜飲を下げるなどというのは、質の低い阿修羅部落民の証明なのだ。公務員の体質の問題があるのは、歴代の政権がきっちりと官僚を指導してこなかったのが主因である。政治家が非力だったのだ。それと切り離して官僚自体だけを悪者にし、果ては官僚全滅論などというのは小学生でも発想しないだろう。
雇用情勢の悪化から、役人をやっかむ社会心理が深まっているということだろう。だが、これは本末転倒で、民間もふくめて給与の低い方に引っ張り込もうという社会心理でなく、少しでも高い部門をテコにそれに近づこうという前向きに大衆心理になるべきである。そのような政策を時の政府に訴えていくのである。
ところがどういうわけか全く逆の大衆心理になっている。まず財界や時の政府にとっては悪くない気持ちだろう。いやいや大いに歓迎する気分だろう。このような給与の下げ圧力を民衆自らつくっていて怪しまない。実に奇怪な現象である。この現象を放置しておけば、やがて全員がフリーターレベルになろう。そこで平等になれば嬉しいのか!