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排外主義的心性がどのようにして形成されるのか。そのメカニズムを明らかにする必要があります。
http://www.asyura2.com/09/idletalk38/msg/173.html
投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 11 月 16 日 19:51:12: mY9T/8MdR98ug
 

排外主義を批判するには単に排外主義を主張する個人を批判するだけでは建設的なものにならないということは、ここ阿修羅サイトの外国人板での一連の投稿とそれに対するコメントのやりとりを見れば明らかでしょう。

排外主義に対する批判はもっと根源的な排外主義的意識を生み出す当人も意識することが難しい根源的な情動をターゲットとする必要があるように思います。すべて人間は同じ社会で生まれ成長していくため、社会的意識として普遍的に存在している排外主義的バイアスから自由であることはできないと考えられます。ただし、排外主義的心性の強度は個々の人々によってかなりの違いがあるように感じられます。

問題なのは排外主義的心性をそのまま外部に表出するごく一部の人々に限られます。このような人たちは社会的にはマイノリティに属します。大多数の人は少々の排外主義的心性を持っていたとしても、その強度は外部に表出するほどは強くはないものです。

強度の排外主義的心性を形成することに至った少数の人たちの排外主義的心性形成のメカニズムを明らかにすることが、排外主義的心性にたいする根底的な批判として威力を発揮するものと思われます。この排外主義的心性形成のメカニズムを明らかにすることは、排外主義者自身が意識することの困難なものであり、他者から指摘されてはじめて意識することが可能となるかもしれない情動のより深い部分に焦点を当てるものとなります。

強度の排外主義者本人は自らの強い排外主義的心性がどこから生まれてくるのか意識できないと思われます。もしそれを意識できたとすれば、排外主義者としては存在し得ないでしょう。自らの排外主義的心性のよってきたるところを自覚できさえすれば、おのずと強度の排外主義的心性から脱却できることになると思われます。

幸い阿修羅サイトには外国人版という格好の調査対象が存在します。ここを拠点として、排外主義的心性がどのようにして形成されるのか。そのメカニズムを探っていきたいと思います。

 

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コメント
 
ワヤクチャさんの前の投稿に、参考意見コメントしました。戦後史は、GHQの占領政策による戦後の支配構造。戦後政党の誕生の意味・マイノリティーによるプロバガンダ・新興宗教群と思想形成、色々教えてくれます。朝鮮戦争までの動乱期、闇市の出現・麻薬(ヒロポン等)と暴力団(復員軍人を含む)・半島人(密入国者あり)・部落民などの利権をめぐる対立や共同。売春(パンパン<外人娼婦)と暴力団、半島人の売春婦の現出。その眼で確認した世代は、減少しつつもまだ生きています。百聞一見にしかず、是非真実の目で! 戦後史研究家

2009/11/17 09:07
利益共同体という幻想。日本の国益が増大すれば日本国民にも利益があるという幻想。排外主義の論理の中心には自分が所属する集団の利益が増大すれば自分にも利益があるという錯覚がある。自分が所属する集団内部の支配構造を捨象する。排外主義は集団内部の対立に目を向けさせない為の洗脳。階級対立から目をそらし外国人労働者に対する敵対へ向かわせる。(ワヤクチャ)
2009/11/18 23:09

何をもって幻想と言っているのか理解できません。
日本の国益が増大すれば日本国民にも利益があるのはあたりまえのこと。
国家収入(たとえば資源による収入)が増えれば、インフラ整備も進むし、減税もありえる。(石油産出国を見よ)
自分の勤め先の会社が儲かれば、ボーナスも増えるし給料も上がりやすくなる。
自分が所属する集団の利益が増大すれば自分の利益も増えるのです。
あたりまえのこと。
だからといって、それが即排外主義になるわけでもないし、現実にもなっていません。
不当に日本人の利益が奪われることが問題だといっているのです。
排外主義をうたっているわけではありません。



2009/11/19 11:01

<2009/11/19 11:01> のコメントの方へ

自分が属している集団の利益が増大する事は自分の個人的な利益に直結するワケではありません。
その集団のトップだけがその利益を享受する可能性があるからです。
その集団内部の利益の分配方法はその集団内部の権力者によって決められるからです。
この事を見ないでひたすら自分が属する集団の利益ばかり追い求める事はある意味その集団の奴隷なのです。
会社にいくら貢献しても給料がさっぱり上がらず上司の給料ばかり上がっていく場合が多いのです。
それはその上司が部下にうまく働かせたという事を評価しているのです。
生協でも同じ現象があります。

>日本の国益が増大すれば日本国民にも利益があるのはあたりまえのこと。

これは間違いです。例えば領土が拡大しても何の利益も受けない個人は多数に上るでしょう。

自分が属する集団の利益があるのなら自分にも利益があると思うから他の集団の利益を犠牲にして自分が属する集団の利益を追求するのです。

これが排外主義の原理です。
2009/11/20 21:21

<2009/11/20 21:21> のコメントはワヤクチャによるものです。書き忘れました。
2009/11/20 21:22

ワヤクチャさんへ

現実の社会を見ないで、頭の中で自分の主張に都合がよくなるように「可能性」と自分の思い込みだけを取り上げているようにしか見えません。

もう一度、11:01のコメントをよく読んでください。

たとえばブルネイのように石油産出国で国家収入が大きい場合、所得税なし、医療費ゼロ、教育費ゼロ、インフラの整備も進んでいます。
つまり、国益が増大すれば国民の利益も増大するのは、明白です。

領土が増えても国民の利益にならないといいますが、ナンセンスです。
たとえば、新たな領土・領海から豊富な地下資源(石油・天然ガス・レアメタルなど)が得られれば、国家収入が増え、上記のように国民の利益となります。
(他国との関係があるので領土拡張がいいと言っているわけではありません)

都や県、区や市なども同様で、たとえば裕福な(税収が高い)地域では健康保険料
が安く、インフラ整備も進んでいます。

民間の組織も同様。
経常利益が増大しているのにボーナスが増えない会社など、私が勤めているところも含めて聞いたことがありません。
給料も上がります。
上がり方の多い少ないはあるでしょうが、それは個人の能力によるところが大きい。やめてほしくない(会社の利益に大きく貢献している)人の給料増加分が多いのはあたりまえのことです。

もちろん、民主主義国家でない場合で、一部の大族などが利益をせしめている場合もあるでしょう。しかしそれは国家体制が民主主義ではないせいで、利益共同体とは別の問題です。

つまり、まともな国では自分が所属する集団の利益が増大すれば、自分の利益も増えるのです。
だからこそ、人は自分の所属する集団の利益が増えるように協力するのです。

自分の主張に沿わせるために事実を曲げるのはよくありません。


2009/11/21 10:58


↑で書き忘れましたが、民間組織で一部のトップが利益を多くせしめている場合もあるでしょうが、それは役員報酬を、たとえば「利益のX%以内」というように法で定めればいいのです。(最低賃金の規定とは逆のパターン)
2009/11/21 11:09
<2009/11/21 10:58> のコメントの方へ

集団の利益が増大する事が必ずしも構成員の利益になるとは限らないと申し上げているのです。
必然ではないという事です。
蓋然性を必然と主張する事の誤りを指摘しております。
(ワヤクチャ)
2009/11/21 14:35

集団のリーダーの胸先三寸で構成員の取り分が決まる事によってリーダーの構成員に対する支配力が生じているのです。構成員は奴隷であり「集団の利益=構成員の利益」という洗脳は支配関係を捨象する為に行われているのです。(ワヤクチャ)
2009/11/21 14:40
ワヤクチャさんへ

だいぶ発言のトーンが変わりましたね。
貴殿は下記のように述べていました。

>利益共同体という幻想。日本の国益が増大すれば日本国民にも利益があるという幻想。排外主義の論理の中心には自分が所属する集団の利益が増大すれば自分にも利益があるという錯覚がある。

「幻想」であり「錯覚」だと断言していたのに、これがいつの間にか「‥とは限らない」なのだという。

ということは、「日本の国益が増大すれば日本国民にも利益がある」のはよくあることだと認めるわけですね。(例外的にそうならない場合があるとしても)

となれば、自分の利益を上げるために所属する団体の利益向上に協力するのは、ごく自然な行動であることも肯定されますよね?

つまり、貴殿が言われる「洗脳」などではなく、人として自然な行為ということになります。


2009/11/21 21:40

<2009/11/21 21:40> のコメントの方へ

いやいや、「とは限らない」事を「必ずそうなる」と思い込む事が幻想だと申し上げているのです。蓋然性を必然性だと思う事が幻想であると。利益共同体だという幻想を下々の者に持たせる事によってその集団の最大の受益者が利益を得る構造になっているのです。もちろん、この幻想を強化する為に多少は「おこぼれ」を構成員にバラまくのです。でもそれは恣意的に行われるのです。確実性はありません。
(ワヤクチャ)
2009/11/21 21:59

ワヤクチャさんの定義する排外主義というものがみえてきません、
例えば、女子寮を男子禁制にするのは、排外主義ですか、ある敷地に部外者以外立ち入り禁止と表示するのはどうですか、家の鍵を自分だけが持っていることさえ
排外主義だといわれそうなんですが、
2009/11/23 19:35
のコメントの方へ

女子寮に男子が入ったり、部外者が入ると問題が起こりそうな場所に部外者が立ち入ったり、赤の他人が自分の家に勝手に入ってきたりする事と外国人が日本に働きに来る事は違うと思います。貴方はこれが同じに思えるのでしょうか?その感覚を排外主義と言っているのです。外国人が日本に来る事はいい事も悪い事もあるハズです。にも関わらず排外主義は「悪くなる」と信じていたり「悪くなる可能性がある」と思って外国人が日本に来る事を反対するのです。もちろん、外国人の権利を拡大する事にも反対します。すべての土地は特定の人間集団によって所有されるべきではないと考えます。個人が生活の場を確保するのとは違う話です。特定の集団によって特定の土地の所有が宣言されるのは過剰な意識だと考えております。(ワヤクチャ)
2009/11/24 11:55

物理的なことに例えましたが、いわゆる領域と言う概念でとらえてもらえませんか、日本人の固有の権利領域ということです、
男子禁制の女子寮でも、部外者以外立ち入り禁止の敷地でも手続きをちゃんとすれば、むかえいれてくれるでしょう、
わたしも、自分の家に客がくることをこばんでいるわけでもはありません。
しかし、客と家族はちがいます。

2009/11/24 20:08
2009/11/24 20:08さんへ

女子寮・部外者禁止区域・個人宅と言った個別的領域と日本国土とは違うと申し上げているのです。
個別的領域には最初から侵入してはならない人というのは決められているのです。
それに対して日本国土というような領域は侵入してはならない人というものは予め決められていないと考えます。
このような異なる領域を同一視する事が排外主義だと申し上げております。
日本には既に多くの外国人が居住しているのでありこの事を今更日本の国益に反するかのように主張する事は軋轢を生み問題を生じさせるのです。
このような偏狭な思想こそが問題であり外国人が日本にいる事が問題なのではないのです。(ワヤクチャ)

2009/11/24 22:28

外国人が日本に居住していることを、問題視しているわけではありません。
阿修羅の外国人板にもそのような意見はほとんどみうけられません
外国人が日本人の「権利領域」に踏み込んでくることを問題視しているのです。
2009/11/26 06:59
> 外国人が日本人の「権利領域」に踏み込んでくることを問題視しているのです。

それって日本人の基本的人権の領域じゃないですか。参政権も基本的人権に含まれます。
基本的人権を定住外国人に認めないのはいかがなものかと思いますよ。
認めたからといって自分にどのような不利益がでるのか具体的に指摘してもらわないと困りますね。

外国人が集団移住してきて都市を占領するなどというトンデモな話しは2ちゃんねるでお願いします。
2009/11/26 12:53

阿修羅の外国人板が生成されるきっかけは、管理人氏の投稿が始まりだとは、ゆっくり閲覧することにより、認識できた。ダイナモ氏はあえて挑発することにより、どの様な流れになるかを見極めようとしている様に見える。

日本人のムラ社会は強固に底流としてあるから、同和問題と同じ根深いものがあるのではないかと思う。とりあえず、外国人をターゲットにして煽れば、別の重要な事をマスキングできるので、ほくそ笑む勢力は笑いが止まらないかもしれない。

話を変えて、あの2ちゃんねるは、本当はこの外国人参政権・外国人住民基本法の世論をどちらへ誘導させるか、ウォッチングしていると、まさかあの方向へ行かすのではないかとの思慮が透けてくる。
2009/11/27 13:15

最近、人の粗探しが多くなったように思う。
短所のみつけあい。人の悪口ばっかり。
そして、みんなが自分に自信をもてなくなった。
でも、自分の存在価値がないなんて認めたくない。
無理やり、自信をつけるには・・・
手っ取り早い方法は、わかりやすい方法で人を差別し、
根拠のない優越感にひたること。
心が幼稚な人が多すぎる。
心を成長させるのに、最適なのは読書。できるだけ文学小説。
他人の心への想像力(思いやり)を育てないと。
映像文化が、読書時間を奪い、心の成長を妨げていると思う。
2009/11/27 23:09
2009/11/26 06:59さんへ

>外国人が日本人の「権利領域」に踏み込んでくることを問題視しているのです。

との事ですが、日本人が独占すべき参政権を外国人に与える事が危険だとおっしゃりたいのでしょう。

大挙して外国人が押し寄せて日本を乗っ取るのではないか?などの意見もあります。

私にはこういった発想がどのような根拠に基づいてなされているのか?という疑問があります。

可能性などいくらでも言えます。
しかし、どのぐらい可能性がある事なのか?を考えなくてはならないと思っております。

地には平和を(ワヤクチャ改め)


2009/11/28 15:33

ワヤクチャさんは、現在200カ国以上ある独立国のうち外国人参政権をあたえている国が何カ国あるのか、どういう事情でそれをみとめているのか、その結果何が起きているのか、ネット環境はおありのようですので、少ししらべてみたらどうですか、、、大丈夫だろうではなく、あぶないかもしれない、という考えももってみては、
2009/11/28 21:54

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