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今、女の子がかわいくないという。 それはそうでしょう。女の子がかわいいのはなぜか、それをちょっと考えてみればわかる。今それとは反対のことが進行形でおこっているからね。
言葉使い、しぐさ、考え方、どれもこれも、がさつだった男子そのままになろうとしているからね。かわいいわけがない。
今日本人は、女の子と男の子が本当に同じでいいのか、違っていて欲しいのか、きめるべきでしょうね。西洋からきたジェンダーとかそんな考え方は無視し、本で学んだ“人権”など考えず、己の感性や経験から考えて欲しいと思う。
私がこれから書くことは単なる現象です。でも、示唆に富んでいると思うので紹介します。
合唱際前のことです。中一にはよくあるのだが、男子は合唱が好きではない。声変わりが中途半端で声が出ない生徒が多いのもひとつの理由だ。で、合唱委員の女子はふざける男子に声を振り絞って注意する。「ちゃんと歌ってー!!」この情景は多くの中学校に共通することだと思う。
である時、廊下で練習することになった。廊下で歌えば他クラスの人に聞かれる。責任感のある委員はうるさくする男子の前で初めてな情けない様子でこう言った。
「あ〜あ、1組や3組に比べるとうちは下手。私たちのせいだとおもわれちゃう。いやだなあ。どうしよう」とすごく悲しそうにつぶやいたのだ。
その時だった。聞いていた男子ふたりの顔色が変わったのだ。私の感覚から言えば、男らしい顔というのか。
「いいよ、俺たちちゃんと歌うからさ。まかしとけよ。」と言って、その二人が他のちょろちょろした男子にも声を掛けて、素晴らしいとはいえないまでも、教室内よりはずっとましに歌ったのだ。
私は驚いた。というか、やはりそうかと思ったのだ。大人だけではなく、中学生も女の子に頼られると頑張るんだなあと。
実は昨日も給食の時間こういうことがあった。
生徒は自分の給食を取ったら、席につくことになっているのに、友人とふざけていてすわらない男子がいて、いつもなら、「こら、すわりなさい。」と注意するのだが、その時、その彼の班の女子が一人ぽつんとすわっていたので、(班ごとに食べることになっている)
「ほら、○○さんがひとりじゃない、いっしょにすわってあげなよ」と言ったら、なんと しょうがねえなあ、というような顔をして、素直にすぐに座ったのだ。これはに驚いた。いつも、なかなかすわらないのに。どの女の子でも効果があったのか、その大人しく女子の中でもしぐさがやわらかく、ちょっとかわいい彼女だからなのかはわからないが、少なくとも彼には 女子がひとりぼっちだから(かわいそう)という理屈が利いたのだ。
テレビでは、武士道とか、サムライジャパン といか言っているが、本当の武士道とはどんなものかはともかく、勇気があり、弱きを助け、強気をくじく、という男性像への憧れがは未だにあるとしたら、そういう男子を育てるのは、女子の女らしさなのかなあ、と思ったりする。(それだけではもちろんないが)。
もちろんその逆もありだろう。優しい女性をつくるのには 男性の優しい強さ、守ってやるぜというような気持ちが必要なのか。と。
皆さんはどう思いますか。