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以下の文章は昨日私のブログに書き込んだものです。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090902-OYT1T00054.htm
衆院選結果に関する読売新聞社の緊急全国世論調査(電話方式)によると、自民党が再び政権を取ることができると思う人は66%で、「できない」の19%を大きく上回った。
上記の調査結果について私は大きな疑問を感じる。なぜかと言うと、自民が政権を持っていたのは公明党との連立を組んでいたからではなかったか。もしもう一つ調査項目に加えるなら、次回も公明党との連立に賛成しますかという項目を加えて調査するべきだと思う。
今回問題にされなかったようだが、自公連立政権に反発する人が多かったのではないか。私もある所で有名寺社の住職と話をする機会が選挙前にあった。住職いわく政教分離は守らなくてはならないと力説していた。
日本の宗教のあり方は、元日には神社に参拝することから始まり、雛祭り、古い言葉だが端午の節句(男の赤ちゃんが産まれて、初めて迎える5月5日を初節句と言い、身の安全を願って神社に鎧や兜を奉納したしきたりに由来している)
そしてお彼岸、寺社を通して先祖供養。やがてお盆には寺社を通して先祖の霊を家に迎える。また秋のお彼岸(お寺さんを通して行われる)神社で行われる七五三の祝い。そして実りの秋を迎えたとき神社を通した秋祭りへと続く。
12月になるとキリスト教信者でなくとも子供たちや若いカップルがプレゼントを貰い、また交換するクリスマスへと続き、12月31日には各地の寺社で行われる除夜の鐘で締めくくる。
その他にも地鎮祭、法事等、日本には多くの多神教的宗教行事が執り行われる。それらを創価学会という宗教で纏めようとするのか。
戦時中において、死後靖国神社に祀られるという政教一致の政治から多くの若者が尊い命を落としていった。絶対に宗教と政治を一体にしてはならないという教訓をそのことによって学んだはずだ。
宗教団体を基盤とした政治団体は、議員の数が多くなれば当然政教一致の方向へ行くことは明らかである。そこから政教分離を声を大きくして叫ばなくてはならないし、我々の先祖が残してくれた、多神教といわれる宗教のあり方を誇りとして、この文化を世界に発信していくことが大切なのではないだろうか。
最期の纏めとして自民単独で政権を奪還することができるのだろうか?私はできないと考えるが。そして自公連立政権。国民は嫌がっているのではないだろうか。