ダルマ塾 「働かざる者食うべからず」の本当の意味
投稿日時: 2016年10月22日 http://d-li.jp/2016/10/22/tweet-72/全文 「働かざる者食うべからず」 は新約聖書にある一節だそうですが、正しい翻訳は、 「働こうとしないものは、食べることもしてはならない」 だそうです。 つまり、働きたくても働けない人は、これには該当しないということ。 では、働けるのに働こうとしない人とは?
働く・・・つまり「仕事」とは、「仕えること」 これは、誰に仕えるか、これが問題なのです。 人の幸せとは、社会の役に立っていると感じる時だと思います。 であるならば、仕事は「社会に仕える」ことこそが、仕事のみならず、人生を充実させることだと思うのです。 私は准認定ファンドレイザーの資格(※)を持っていますので、その観点からも、 営利団体だけでなく、非営利団体やボランティア団体も、「社会に仕える」という意味で、必要資金をきちんと稼がなければいけないと思うのです。 お金を稼ぐことを、悪としがちなのが日本人のようですが、 お金とは、人々が生きていくために必要な「モノ」を手に入れるための、いわば約束手形のようなもの。 もし、あるボランティア団体が「私は社会に役に立つためにこの事業をしているわけで、お金を稼ぐためにこの事業をしているわけではない」と言って資金集めを後回しにしたとしたら… 本当にお金がなくて、誰かの役に立てるのでしょうか? 営業も同じ。
非営利団体の資金獲得は、営業でいう顧客獲得。 顧客が増えなければ、売上は上がらない。 売上が上がらなければ事業は成り立たない。 事業が成り立たずして、なぜ社会に貢献できるのでしょうか? 「稼ぎたいとは思わない。いい仕事をしたいだけだ。」と言って、結局は自分のペースで仕事がしたいだけの人がたくさんいるように思います。 自分のミッションを遂行すればいいだけなのに、やるべきことをしない。 これは、単なる怠慢で、 これこそが「働かざる者、食うべからず」 の本当の意味なのだと思います。 社会に仕える気持ちで「仕事」をすれば、どんな業種でも、どんな職種でも、社会に役に立つ仕事ができ、自分も周りも幸せになれるのだと、そう信じたいです。 私も不安な気持ちで押しつぶされそうになることもありますが、決して背伸びせずに、やるべきことを信じて、さぼらず働き続けていこうと思います。 (※)準認定ファンドレイザー ttp://jfra.jp/cfr/acfr_list 塾長のつぶやき一覧 (http://officedaruma.jp/tweet/ このページは表示できません) _______________
|