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「米民主党、日本民主党」、「米共和党、日本自民党」のライン形成のグランドデザインがあるか?
私はないと思う、今後もないと思う。
理由群、
1)日本民主党は、昨日一昨日力をつけた政党です、米民主党との党レベル関係の歴史はない。 歴代の共和党、民主党政権ごとに日本に対するアプローチがドラスチックに変わったことがあっただろうか?
2)今の日本の政局では、共和党筋だろうが、オバマだろうが、洞が峠を決め込むと考えるのが自然、交渉相手として、自民だろうが、民主だろうが手ごわくないと思っている、日本はアメリカに対して、利害がんじがらめで、容易に身動きできない。
3)もし、自民、共和党(軍需産業)のラインがあるとしても、「貢君」との一方的な関係。だから、自民党が今回再起困難な凋落をすれば、今後ハナも引っ掛けられない、人脈があるといってもその程度です。沢山の上納金、米に有利な政策と引き換えに、極東名誉支部長の椅子と「お墨付き」をもらってた、今後は如何というところではないでしょうか。
蛇足だけど、オバマの大統領戦キャンペーン中、金融、IT, 法曹関係者が多くカンパしてた。
米英関係を見てみよう。アメリカの「共和党」のブッシュと一緒の戦争始めたのは「労働党」のブレアーです、結果的には「刎頚(ふんけい)の友」になっちゃったけど、こんなツーカーの「ねじれ人脈」、日本の民主党だろうが、自民党だろうが、総理大臣が束になってかかっても形成できないですよ。こういうのを本当の「人脈」というのでしょう。
自民党だろうが民主党だろうが、米権力者たちにとっては、アプローチの仕方は違うだろうけど、ラインを二本作る必要もあるまい、そのつど日本の権力者たちに付き合えばいい。
歴史なり、国際関係なりを見る場合、いろんなアプローチの仕方があります、政治面、経済面、地政学、軍事面、国取り物語的な視点、文化、人々の暮らし 人物像、人的結びつき、偶然、最近では、多国籍企業、資源、環境 それらの「引数(ひきすう)」、そして事実群が過不足なくバランスよくとられて、いい分析だなあと人を納得させることができる、ちょうどあたかも、組み立てられた,ジグゾーパズルを眺める感じではないだろうか。
ただ国際関係を語る場合、ジグゾーパズルの画片(政治面とか経済面のこと)が、静的に収まっているのではなく、ダイナミックに収縮する、時に比重を変える、そしてそのジグゾーパズルが立体的(過去の歴史)に形成されている。そんな分析の披露は、この欄では無理ですよ。的外れでも、部分的な印象批評で充分かまわないと思う。
アメリカ、中央アジアのまたまた軍事基地撤収?http://globalpolitics.livedoor.biz/archives/1501694.html、このような軍事的な視点からのアプローチもあるけど、現行経済システムを基底にした視点からすれば、アジア圏での、アメリカのパートーナーは中国。パートーナー(partner)、必ずしも友好的な意味だけではないです、詳しくは英語の字引で調べてみてください。
投稿者の意見に疑義があるなら、無視するか、おかしな事実だけを指摘するばいい話、それ以上は 主宰者、投稿者、閲覧者にとって不必要ですよ。