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(回答先: Re: 「売国奴」という言葉に対する違和感について思うこと 投稿者 真夏の海の家 日時 2009 年 6 月 09 日 18:30:22)
>私が思っているイメージは単純明快、「国を売る輩」です。 その通りですね。わたしも言いたいことはよくわかります。 言葉の使われ方は時代によって変化する場合がありますが、さすがに「売国奴」という、相手を最大級にののしる言葉をほかにわたしは知りません。その言葉を使うときは、相手に対しては通例としては体制側が行使する極刑がふさわしい場合でしょう。ですから反体制側の人々は「売国奴」などという言葉は使ってきませんでした。 あまりにも安易に「売国奴」という言葉が使われています。使っている当人は相手を揶揄するぐらいの気持ちで使っているのでしょうが、これが極右との論争では、そんな軽い気持ちでは使うことなどできないでしょう。極右の相手を「売国奴」とののしるなら、極右の側からそちらこそ「売国奴」だと糾弾されるでしょう。このときの売国奴という言葉には相手を殲滅してやるというほどの意味を持つことになるはずです。 極右も「国を売る輩」という意味合いで相手を攻撃することもあるでしょう。このときの「国を売る輩」と、ここ阿修羅で使われる「国を売る輩」とはどのように違うのでしょう。そもそも「国を売る」とは例えば具体的にはどのような場面が考えられるのでしょう。そのときの「国」とは何を指すのでしょう。 歴史的に売国奴という言葉は権力側(と極右など権力の犬たち)が反体制側を弾圧する際にレッテル貼りとして用いられてきた経緯があります。この歴史は否定できません。 |