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あまり詳しくないのだが、正義の女神「テミス」というのがいるらしい。
何でも、司法・裁判の公正さを表わす象徴・シンボルとしてよく使われるとか。
写真なんかで見るとどれも剣と天秤を持ち、なにやら荘厳な感じすら漂わせる。
しかし、現実の日本の司法、裁判の不公正さやデタラメさを考えると
この毅然とした「テミス」の像に何やら違和感を覚えてしまうのは私だけか。
日本の司法に ”正義有りや?” ”日本のテミスや何処”
探してみたら見つかった。
どうだろうか、この疲れたような、ある種投げやりな上目遣いの顔。
剣を下げて杖がわり。
しかも、公正の天秤はもう畳んでしまったようだ。
他に正義を押し付けながら、自らの不正に目隠しをする日本の司法、裁判に
あきれ果てた「テミス」の姿ではないだろうか。
私はこのテミス像に「極東を見つめるテミス」
或いは「日本に疲れたテミス」と名づけたい。
日本の最高裁には「正義」とか呼ばれるテミス像があるそうだが
ちゃんちゃら可笑しい。正義が思わず赤面するのではないか。
この「極東を見つめるテミス」こそ日本の最高裁を飾るにふさわしい。
最初の画像は
http://www.sebastian-cobler-stiftung.de/
「極東を見つめるテミス」と私が勝手に名づけた画像は
以下のブログから拝借しました。
そのコメントは次の様になっています。
Matimulog
http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2005/01/victoria_1.html
Victoria州最高裁のテミス
メルボルンにあるビクトリア州最高裁判所の正面玄関には、テミスが座って見下ろしている。
このテミスには、他と違う特徴がある。写真をクリックして拡大してみよう。
テミスが目隠しをしていないのは、目隠し派と目隠しなし派とあって、
めずらしいことではないのだが(日本の最高裁の菩薩風テミス像も目隠しはしていない。
板倉裁判の国なのに・・・)、珍しいのは左手の部分。
天秤を持つのがお約束で、確かに天秤らしき物がある。しかしなんと二枚のお皿が重なっていて、
いわばたたんで持っているような感じである。
これは珍しい。
天秤を持たないテミスは、エジンバラのカウンティコートにもあったが、
たたんで持っているのはオリジナルだ。
設計した人が風に飛ばされないように、そうしたんだろうか?
まさか正義衡平よりも力というシンボルでそうしたんじゃないだろうな。