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少し前、27日付の東京新聞に共同通信の世論操作調査が出たとのこと。
新聞を読まないので
整理のため「ふじふじのフィルター」
http://fujifujinovember.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/2-1a48.html
から拝借
●小沢氏続投について
続けてよい28.9%
辞めるべきだ66.6%
●小沢氏の説明について
納得できた12.0%
納得できなかった79.7%
●麻生内閣の支持率23.7%(7.7ポイント上昇)
●同不支持率63.5%(7.3ポイント減)
●首相にふさわしいのは
麻生太郎氏33.1%(7.5ポイント増)
小沢一郎氏31.2%(2.2ポイント減)
● 政権の枠組み
自民中心36.6%
民主中心44.2%
●衆院選比例代表の投票先
自民30.5%
民主34.1%
●麻生政権はいつまで
「2009年度予算成立後、すぐ辞めるべきだ」が34.6%
「できるだけ続けるべきだ」が、16.4%
●適当な衆院解散・総選挙の時期は
「補正成立後の5,6月頃」が、39.4%
「09年度予算成立後、直ちに」が、28.2%
「解散しないで9月の任期満了」が、26.0%
●内閣の支持理由のトップは、「ほかに適当な人がいない」で、55.5%
●不支持理由のトップは、「経済政策に期待が持てない」の29.5%
(この部分はネットから直接持ってきた)
●政党支持率は
自民29・7%、
民主28・4%、
公明2・7%、
共産1・5%、
社民2・2%、
国民新0・9%、
改革クラブ0・2%、
新党日本0・1%、
支持政党なし32・1%
こんな世論操作調査で何か論ずるのもバカらしいくらい
あやふやで根拠の無いお下劣なものだが少し感じたことを書いてみる。
小沢に関する質問が最初に来る世論調査って何か変じゃない?
小沢辞任を引き出すためにだけ世論調査やったのね。
だってその他の質問は取ってつけたようなお飾り質問だもの。
日本の抱えている問題の第1が小沢の進退だと新聞社は考えているのかなっと。
進退問題が一番重要だと思っているのは自公政権と保身に走る君達マズゴミだけじゃないのかねっと。
野党党首の進退問題だけで世論調査するほど新聞は暇なのかいっと。
他に重要な問題は山ほどあるのにそっちは頬被り。脇道突っ走ってバカじゃなかろうか。
新聞紙は紙とインクの無駄だよ君達、時代はエコだよエコ!
考えてみると、こんなマズゴミのインチキ世論操作調査よりもっと確かな世論調査
があるだろう。私達が参加する総選挙だよ。これほど確かな世論調査もないだろう。
だから小沢の「世論の動向を見て判断する」というのは言葉を変えて言えば
「総選挙の結果を判断して」ということじゃないの。
これで自分の進退を判断する。これには誰も文句はないだろう。
私が少し気になったのは世論操作調査の政党支持率。
記憶で書いているので確かでないのだが、少し前まで政党支持率は自民党が33〜35%、
民主党は18〜20%ぐらいで推移していた気がする。自民党の支持率が30%を割ると危険水域
と言われていた時期がなかったかな。これを私なりに解釈すると自民党の固定支持層
はだいたい世論操作調査で34%前後の数字で出て来る。30%というのは
誤差を勘案して自民党固定支持層が崩れ始めるラインではないだろうか。
民主党がこれだけ叩かれて、しかも自民党の支持率が30%到達しないということは
自民党支持層はかなり壊れているのだろうね。それに引き換え民主党は28%にも増えている。
民主党支持率が20%前後でも、総選挙になると自民党に勝てないまでもそこそこの
戦いをしていたから、現在の自民党はかなり苦しい立場に追い込まれているのでは
ないだろうか。自民党の固定支持層が壊れてきている今、風を期待しているのは民主党ではなく逆に
自民党じゃなかろうか。マズゴミを総動員してガリレオ郵政の夢をもう一度見たいのだろうが、
ピサの斜塔が直立しないのと同様、自民党が立ち直るのはもう無理だ。
世論操作調査と関係ないがこんなことも思いついたのでもう一つ。
「百年に一度の経済危機」なんて言葉が一時期盛んに使われていたが
1929年を意識しての事だろうと自分は勝手に解釈してしている。
だけど、それより100年前の1829年といえば日本ではシーボルト事件だって(笑)
そんな時代に「百年に一度の経済危機」の名前を負わせるのは無理だわ。
百年に一度と大層な表現を使っているが、単に2度目ということだろう。
前にも書いたことがあるが、マズゴミの用意した言葉に乗って議論すると
論点をはずされるのだね。「国策捜査」の言葉もこれを使うと
国策捜査だ、いや国策捜査ではないの議論になるし、国策捜査とは?と
定義の問題にまでなって、問題の本質がボカされることがあるのだね。
本質は様々な人が指摘しているように、今回の秘書逮捕は
「検察を使って政敵を葬り去る為の極めて悪質で不公平な捜査」だろう
小沢も「不公平」と言う言葉を使っていたと思うが、何時からこれが国策に
変わったのか。抽象的言葉は時に力を持つことがあるが、往々にして私達はそれに騙される。
例えば「国策捜査」=>「極めて不公平で、おかしな捜査」とすれば定義問題などで
頭を悩ます必要もあるまい。そうすれば、どこが不公平でどこがおかしいかの極めて
具体的な問題に転化すると思うがどうか。
少し前にも「ワーキングプア」と言う言葉が使われたが、今ではこれを「働く貧困層」
と訳しているようだ。それなら最初から「働く貧困層」でも良いと思うが。
何故わざわざ説明が必要な「ワーキングプア」などと洒落た(?)言葉を使うのだろう。
更に言えば、働かない貧乏人を貧困層とは呼ばないわけで、「働いても貧乏」、「働けなくて貧乏」
これらの人々を貧困層と呼ぶのだろう。老人や障害者のように「働けない貧困層」はどうするのだろう。
これも切実だぞ。これらの人々は「ワーキングプア」に入らないのだろうか。
問題の本質は「働く」ことにあるのではなく、人々の直面する貧しさにあるのだから
「ワーキングプア」などとインテリ好みの横文字よりも
「金持ちといわれた国、日本。その富は何処に消えた? 貧乏に日々追われる人々」
これの方がよっぽど現日本の具体的イメージが湧くと思うが。
「格差社会」も意味不明なおかしな言葉だ。だからこの言葉が使われ始めた頃には
「格差社会が必ずしも悪いとは思わない」などという馬鹿が居たのだ。
人によってどうにでも解釈できるような言葉、一種のお題目をマズゴミは用意するのだね。
格差社会の代わりに、「金持ちと、貧乏人で永遠に差別される社会」これなら誰も間違わないだろう。
こういう社会が良いと言う人はまずいない。
インテリとか頭の良い人は抽象的思考能力が優れているぶん、それに慣れて
抽象化されたものに逆に騙されやすい所もあるのではないだろうか。