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(回答先: このまま衆院選に進んだら民主党は有利か不利か 投稿者 縄文ビト 日時 2009 年 3 月 14 日 07:26:03)
>縄文ビトさん どうもです。
>【この阿修羅では今回の衆院選で民主党を落とすための陰謀論という書き込みで皆さん同じように右へ倣えをしているように見えますか、世間一般の受け取り方は違うのではないかと考えています。】
Ｋの考えは、少し違います。
今回は、阿修羅の人の「陰謀論好き」と言うことではなく、マスコミ等の大本営発表への依存度の問題でしょう。
与党＋検察＋マスコミの連合体と「ネットでの情報収集をして、自分の頭で判断できる人」の綱引きの問題と言うことです。
人は誰でも「自分の見たいものを真実」と考え、自分の都合の良いような恣意的解釈をしたがるわけですが、そこを「ギリギリまで見つめた上」で、今回の捜査のやり方は「明らかに恣意的であり、公平性が担保されていない」のです。
しかし、前の郵政選挙の時にように、多くの大本営発表情報にしか接しようとしない国民の比率によって「今回の国策捜査は、民主党に不利」に作用するのでしょう。
Ｋもつい最近までは「小沢氏なら、こんな金権問題が発生して当然」という先入感を抱き、「出ちまったよ、こりゃ、辞任しかないな」という考えでした。
しかし、小沢氏は辞任せずに徹底抗戦の姿勢を示しました。
これは、過去の小沢氏の姿勢からすると意外でした。
Ｋのイメージでは「小沢氏は、表に出るタイプではなく、裏に控えるタイプであり、現在は党の代表を務めてはいますが、健康上の問題などもあって、本心では裏方に回りたいくらいであり、良い悪いは別にして、変に潔い性格もあり、本当にやばい部分を掴まれたのなら、代表を辞任して、民主党のイメージの低下を最低限にするように考える。」と考えていたからですが、この先入感は間違いでした。
そうすると、小沢氏は「いまだに金権体質」というような先入感も、根拠のない思い込みという可能性もある訳です。少なくとも、師に当たる「田中−金丸」の２人が金権体質によって失脚し、それを見た上で、学習し、身を律した可能性もある訳です。人は成長する可能性を持っている。
それを、古いイメージで見ようとするのは「間違いかもしれない」と思い直したわけです。
そう考えた時に
【私の考えですがここらで小沢氏は下野して、鳩山氏か管氏にバトンタッチをさせたほうが選挙で勝てるのではないでしょうか、そして政権を取ったとき検察の民主化を徹底させればいいのではないですか。】
というように考えていたＫの意見は間違いだろうと思ったわけです。
この意見は、一週間くらい前までのＫの意見そのものですが、先入感が判断基準の大きな部分を占めていたわけです。
>【私にはどの道現在の政治状況は民主党が勝っても、いきなり政治状況が変わるとは思っていません。民主党が政権を担えば失業率がどのように少なくなるのか、政治がどう変わるのか、答えられる人はいないのではないでしょうか。】
多分ですが、失業者対策などは、既存の政党では、どの政党が政権を担っても急激な改善は望めないでしょう、その一方で、政権交代を実現することによって、マスコミ・検察・政府与党の癒着構造を破壊するという「既製のシステム構造のリセット」は、日本の将来にとって重要な事でしょう。
Ｋも民主党は「自民党二軍」程度にしか考えてはおらず、本来なら「庶民・労働者の代表たる代議士の政党が必要」と思っていますが、今回の選挙においては、何よりも「政権交代」という「第一歩を踏み出す」ことによって、複雑怪奇に絡み合っている「政権にすり寄る者たちの連合組織という既得権益の破壊」を達成するできであり、また、現状ではそれ以上は望めないと考えています。
現実的には、失業者が溢れ、学費が払えず高校を中退する学生が増え、医者に行けないので学校の医療室を頼る児童が増加しているという、貧困状況を「貧困などには縁も経験もない資本家層が行う政治」が、どこまで「同じ視点に立てるのか？」は、非常に疑問であり、もはや一刻の猶予もないような状況でもあるのですが、多くの日本人は、それを「見ようとせず、考えようとしない。」
貧困自殺が自分の身に迫らないと、誰にも本当の他人の苦しさは理解できないのでしょう。
>【私は現在の政治に対しては外野席にいるものです。】
日本を変えるには、政治を何とかしなければ、駄目だろうと思っています。
今回の「国策捜査」こそが、日本の病巣の原点なのではないでしょうか？
大本営発表に騙されて、前回の郵政選挙の二の舞になるなら、日本に明日はないでしょう。
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