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ちょっと、面白いブログを発見した。
【さるさる日記 - 30女ひとり暮らしの生活保護日記】
http://www4.diary.ne.jp/user/471212/
そのブログに「希望的な家計簿が載っている」わけだが
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家賃 ¥55,000
光熱費¥10,000
食費 ¥35,000
通信費¥15,000
日用品¥25,000
貯金 ¥10,000
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という内容で、どうも、収入は約150,000円チョイ超えになっているらしい。
その内訳は、年金と生活保護費らしいが、何で年金?がとも思うが、遺族年金は妻だけの場合でももらえるのだっけかな?
良く分からないが、配偶者たる夫が死んでいるのなら、個人年金か何かの年金が入っていると言うこともあるだろう。
以前、ある郵便局員さんと言うことで
【ワーキングプアが溢れる社会構造なのである。 考察者K】
http://www.asyura2.com/08/idletalk31/msg/246.html
という投稿をしたが、この人は貧乏から自殺した。
片や、一生懸命に真面目に働いて「計算上では食費が1,800円しか残らない」という生活の果てに自殺
片や、なんだか、良く分からないお金をもらいながら「食費は、35,000円」という生活を過ごしている人がいる。
このお金が、その人が苦労して貯めたお金を切り崩しているのなら、どんな暮らしであろうと、問題はないだろうが、どうも、そんな感じではない。
この状況を見て、何を感じるだろうか?
Kは「真面目に一生懸命に働く、正直者がバカを見る」という社会は、おかしいと思う。
例えば、国民年金は、少ない収入から、コツコツと長い間掛け続けていた人がもらえるという「一種の貯金」である。現実には、次世代扶養方式なので、本人の掛けたお金がプールされているわけではないのだが、掛け続けた本人からすれば、「掛けたからこそもらえるお金」であろう。
それが、「蟻とキリギリスの話」ではないが、一生懸命年金掛け続けた人が、掛けなかったので生活保護される人より、もらえるお金が少ないとしたら、それは、どこかが間違っていると思うべきだろう。
それを、年金掛けていた人が「おかしいんじゃないか?」と疑問を言ったら、「おかしいのはあなたの方だ」とか「優しさがない人には分からない」的な批判をすることが、正しいこととは思えない。
本来的には、日本国民である限りは、最低限の文化的生活を送る権利がある。
ただし、それには労働の義務もあってのことであり、公共の福祉に反する事も規制されている。
それが、日本国憲法上のルールであり、個人の無制限の自由と権利が記されているわけでもない。
最低限の事として、労働に対して「正直に就労し、努力をした者」は、多少でも、生活保護者よりも「報われるような社会にしないと、社会全体としての生産性が低下する」ということになり、それが、進めば、結果論として、社会は崩壊すると言うことになる。
「正直者がバカを見る社会では、正直者が減少する」という事が予測されるので、それが道理である。
【見落としていた情報に「えらいもの」が・・・ 非正規雇用を改善すると30兆円の増税効果 考察者K】
http://www.asyura2.com/08/idletalk31/msg/266.html
上記の投稿は、その前の「ある郵便局員の給与」のそばにあった投稿であるが、内需型経済が達成できて「安売り競争に歯止めが掛けられれば、今でも、通用する考え」だと思う。
つまり、人件費に依存した安売り競争を規制し、材料費と人件費を適正に守った上で、適正価格で販売させることによって、労働者に適正な労働時間を守り、適正な賃金を支払うことによって、雇用の創出と、消費者としての購買能力をUPさせ、UPした購買能力で、安売り志向ではなく、品質志向の消費者に誘導するということで、政府には30兆円の経済対策費が生まれるということになるのだろう。
まあ、素人が口で言うほど簡単なことではないだろうが、理屈としては間違っていないはずだろうと思う。