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本当に、日本の体質は、綺麗事で歪められている。
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投稿者 考察者K 日時 2009 年 2 月 03 日 13:54:13: JjkI8nWTpj0po
 

何だか、理由は良く分からないが、広告文に「アトピー」という語句を入れてはいけないらしい。

それで、「アトピーのかゆみを取る安眠パジャマ」は売りようがなくなってしまったという話が「月1千万円稼げるネットショップの『儲け』の秘訣」という本に書いてあったりする。

Kが邪推するに「アトピー」という語句を使用すると、アトピーの人が嫌な思いをするとかいう理由なのだろうと思うが、もしも、そうなら「本末転倒も良いところ」だろう。

安眠パジャマが「アトピーには効果がない詐欺的商法」というのなら、詐欺的商法の被害者を無くすために、規制をするのも仕方がないが、「アトピー」という広告語句に規制をしてしまうのは、単なる言葉狩りに過ぎず、全く未意味のように思える。
そもそも、そんなことをしてしまったら、「アトピーに効果のある情報は全て知らせることが出来なくなり、アトピーに苦しむ人は救われる情報からシャットアウトされることになる。」

多分であるが、「アトピーに効果的な情報は全て嘘に決まっている。」というような思い込みが先にあり、広告規制がされたのだろうが、多くのリピーターがいたのなら、それは確かに効果があったのだろう。
少なくともリピーターに取っては、一つの救いだったに違いない。

多くの人が、ある一面から物事を見ようとしない。
例えば、外国人労働者の出稼ぎ問題。
団結すべき労働者同士が一致団結すべき時に、分断するような主張をするのはけしからんという人がいる。

イメージとしては正しい、本来、資本家層と対等に戦うためには労働者は一致団結し協力し合う必要がある。
しかし、そのためには「労働者は労働者側のルールを確立し、資本家の利敵行為をしないようにする。」という必要性がある。

日本国憲法にもあるように
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第一二条【自由・権利の保持の責任とその濫用の禁止】

この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

第一三条【個人の尊重・幸福追求権・公共の福祉】

すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

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が、基本であるが、ここの部分の国民を労働者に置き換えたものが基本的な理念になる。

つまり、労働者の団結が守られるべき条件として、全ての労働者は「他の労働者の不利益になる行為を自己の都合によって行うことは厳しく律する」ということも必要であり、少なくとも労働者は自由な労働の権利を【濫用】することなく【公共の利益】に当たる部分の「全労働者の利益」を意識した行動こそを心掛けるという必要性がある。

もう、何度も繰り返しているのだが「抜け駆けして、自分だけ幸せになれば良い」という労働者は、団結の障害でしかないことは認識すべき時である。

ただし、個人の自由意志は尊重されるべきであり、「抜け駆けする労働者になる」という自由はある。
その選択権はあるのだが、その選択は「全労働者の利益」の障害になるわけであるから、当然ながら、「全労働者の反感を受ける」というリスクも発生することになる。

全労働者の不利益を招き、資本家サイドの利敵行為を行う労働者に「労働者側からリスクを発生させるな」というような意見こそが「労働者のマイナスになる意見」であることは明白であると言えるだろう。

貧困者同士で助け合おうとするのは当然の考え方ではあるが、どうすれば、それが実現可能かは難しい問題でもある。
すでに実践的に取り組まれている人もいるので、その点は評価するにしても、それが正解かは常に検証と検討がされるべきであるが、評論家が無責任に評価しても仕方がないので、これ以上は論じないが、「そこで満足するのか?」さらに「工夫を重ねるのか?」が未来への分かれ道であることだけは指摘しておくべきであろう。

全ての集団組織は集団と化した時点から、集団の既得権益を守る組織のとしての側面を持ち、腐敗がはじまる。
これは、人間の細胞と同じことである。
人間も成長しながらも死んでいくのである。死んだ細胞は垢となって剥がれ落ちている。

問題は、自省能力と向上心の是非でしかない。
自分を反省し、見直そうという意識がなくなり、常に新しい工夫はないだろうか?と思う心が失われてしまった時、「先に結論ありきの思考に埋没してしまった時」が、思考停止の「腐敗者・腐敗組織」となるのだろう。

成長の方向は何も、戦争を求めるというような「一つの方向」と決め付けられるものではなく、無限の方向性があると思うのだが、「決め付ける」という柔軟性のない頭しか持ち得ないのが、すでに「成長を止めて、固定観念に埋没しようとしている証拠に他ならない」のだろう。

 

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