★阿修羅♪ > 雑談専用35 > 214.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
君が代不起立問題を再考しておきたい。
何度か書いているが、Kは「君が代強制」には賛成ではない。
君が代不起立運動という手法に反対をしている。
残念であるが、いくつかの自治体では「君が代」は義務とされている。
その上で、「君が代」を歌わない自由は認められても良いが、「君が代を歌う。」という自由も尊重する必要がある。
つまり、式典妨害は邪道でしかなく、仮に不起立で通すなら「そのためのコンセンサツ(共通認識)」が必要と言うことになる。
多分であるが、一番妥当な線は、国歌(君が代)斉唱に先駆け、司会者は「これから、国歌斉唱をしますが、この歌は思想的な問題もありますので、歌いたくない人は、式場から退場の自由を認めます。ただし、教職員につきましては、時間休暇の扱いとなりますので、ご了承下さい。」という線だろうと思う。
都(あるいは県)条例違反の行為を、公務中のサボタージュという手法で行い、それが著しく参加者に違和感を与えようとするアピール行為だとすれば、式典妨害の嫌がらせによっての行動となってしまう。
ここまで来ると、体制側だって、処分しないわけにはいかなくなる。
是非はともかくとして、規律の保持は現場の責任者の責任となり、規律を守ることは「公共の利益」と考えているのが、体制サイドである。
自分の自由を振りかざしても「他人の生活をかき乱す自由まではない」というのが憲法上でも妥当な解釈であろう。
しかも、国旗国歌法は民主主義的手法によって定められたものであり、国民の多数派が支持しているのだから、そこで争ったって「勝ち目は見込まない」と考えられる。
仮に勝ち目があるとすれば「君が代という国歌の強制には反対(=歌わない自由の是認)」までであろう。
仮に、ネット署名で、「君が代を歌わない自由も認めよう」という形での署名活動をするのなら、多少の支持は得られるだろう。
多くの人が「君が代不起立」というアピール行為まで行くと、規律の破壊活動というテロ活動というような印象を抱き、違和感を感じるだろう。
しかし、君が代を「強制する」という「強制命令」になれば、こちらにも多くの人が違和感を持っているのではないか?
場合によっては、多数派が「俺自身は歌うが、別に歌いたくない者が歌わない自由だってあるだろう。」くらいの位置にいるように思う。
仮に、この推理が妥当であれば、そのラインで「署名活動」という運動を構築し、斉唱前の退室くらいの位置で妥協点を見いだすことは可能かもしれない。
ネット署名は、様々な場所に協力依頼をした上で、携帯電話からの署名も受け付けるようにすれば、相当な数が集まるかもしれない。
勲章と引き替えに「国粋主義者ポーズを決め込んでいる人」は、どれくらいの寄付までしてくれるのか?を考えていて、少し頭に浮かんだので、記しておく。