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不景気が加速度を増してきた気がするが、これはまだ序の口
本当の不景気はこれからであり、「今が一番大切な時」である。
何事にも、初期対応こそが大切であるわけだが、今回の場合の対応は大変むずかしい。
間違いないのは「楽観論は禁物」ということである。
週刊 ダイヤモンド 2009年 1/10号 [雑誌]
販売元:ダイヤモンド社
くらいは、読んでおいた方が良いし、できれば、もう少し専門的な本まで読んでおくべきだろう。
今後、自分の雇用が「守れる」と安易に思い込まない方が良い。
今の給与水準が維持できると考えない方が良い。
良くて、給与収入は3分の2、悪くすると、倒産・解雇で給与収入はゼロになるというくらいの気持ちで考えた方が良い。
多分であるが、頭の切り替えの出来ない人は「誰も助けてはくれない」という状況が予測される。
超一流の有名企業すら傾き、銀行が倒産する時代に突入していくのだ、それどころか、国だって国家破産の危機に瀕するだろう。
この状況は、ちょっと想像の範囲を超えているが、国も「国民を救うべき余力を失い、国体の維持だけに精一杯」ということである。
「国が責任を持つべき」とか「企業は雇用を守るべき」などと考えていること、そのものが「楽観的」なのだ。
最終的には「自分の身は自分が守る」しかなく、その状況こそが「大恐慌」ということなのだ。
日本企業も、急速に、時代に対応しようとしている。
それは、合理化の促進であり、徹底的なコスト削減になる。
これからは、基本的には生産者が消費者に直接販売するようなことになっていく、中間業者は、極限まで削られ、淘汰されていく、インターネットの普及は、それを可能にしている。
当然ながら、この「中間業者に含まれる企業」の雇用は失われることになる。
その意味を良く考えるべきである。
いつまでも、「自分は人を助ける方」という視点でいないでほしい。
自分が「助けられる側に回った時」という視点と、その時の状況を真面目に想像して欲しい。
その時には、周りの全ての人、企業、そして国さえも、助けを求め「自分を守ることだけで精一杯になっている。」かもしれないのだ。
この想像が出来ず、頭の切り替えも出来ない人は、サバイバルには生き残れないだろう。
以上 「Kの実験室」より、転載
http://blog.livedoor.jp/kdesu/