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人間は思想と制度によって作られたからだ。
人間が生まれてからどのように人格を形成されるのかを考えよう。
生まれた当初人間には批判力は無い。
親や環境によって一方的に人格が形成される。
親の多くは多くの者が信じている事を信じて子供を躾ける。
批判的精神が生まれるまではほぼ環境における支配的思想によって洗脳がなされる。
批判的精神が生まれてもこの社会の根源にまで批判のメスを入れる人間は少ない。
従ってこの世で行われている事の大半は過去から受け継がれた思想や制度に従ったものだ。
この世に問題があるとすればそれは過去から惰性的に受け継がれている思想と制度にあるのであり、支配的思想と制度に従っている人間にあるのではない。
資本主義に問題があっても資本家個人に責任があるワケではない。
資本家はこの制度の下でうまく立ち回ったに過ぎない。
思想と制度こそが変えられるべきだ。
人間ではない。
これは創価学会とちょうど反対の思想である。
創価学会は「どんな社会になっても人間が良くなければいい社会ではない。」などと言う。
しかし、いい社会とはいい人間を生み出す社会の事なのだ。
個人の努力をアテにする社会は決していい社会ではない。