http://www.asyura2.com/09/holocaust6/msg/209.html
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このように、「定説」は、第二次大戦中、ドイツがポーランドに「絶滅収容所」を六つ作り、そこで「ガス室」による大量殺人を実行したと主張します。ところが、これらの収容所が存在したこと自体は事実ですが、それらの収容所が、「ユダヤ人絶滅」を目的に建設されたことを証明する文書はありません。前述のように、そもそも「ユダヤ人絶滅」を決定、命令した文書自体が存在しませんし、そんな計画の予算も計上されていないのですから。それでは、「定説」側論者たちは、一体何を根拠にそれらの収容所が「絶滅収容所」だったと言うのかと言えば、結局「証言」なのです。
特に、戦後、連合国に捕らえられ、ニュールンベルク裁判その他の裁判に出廷させられたドイツ人たちの「自白」その他が、「定説」側のそうした主張の根拠なのですが、こうしたドイツ人の「自白」は、非常に信用性が乏しいと言わざるを得ません。その理由は後で述べますが、例えば、皆さんは、連合国が戦後ドイツを裁いた際、多くのドイツ人被疑者に拷問を加え、「自白」を得ていたことをご存知でしょうか?もう一度言いましょう。連合国は、多くのドイツ人被疑者から拷問で「自白」を得ていたのです。
もちろん、全ての自白がそうだったなどと言うつもりはありません。しかし、戦後、連合国によってドイツ人の「証言」が集められた時の状況がこのようなものであったことは、知っておかなければなりません。(この連合国による拷問の事実はアメリカの議会記録にはっきりと記録されており、日本では、国会図書館でこの記録を閲覧出来ます)。
とにかく、客観的証拠はないにも拘らず、「定説」側は、戦後の「証言」などに基ずいて、右に挙げた六つの収容所は、「絶滅収容所」であり、そこでは、「ガス室」によって、ユダヤ人などが大量に殺された、と主張します。ところが、先ず、今日これら六つの収容所の中で、本物かどうかは別として、とにかくそこに「ガス室」とされるものが「現存」するのは、アウシュヴィッツ(ビルケナウを含む)と、マイダネックの二か所だけなのです。後の四か所、即ち、ソビボル、ヘルムノ、トレブリンカ、ベルゼックの四つの収容所跡には、検証するにも、その対象である「ガス室」の「実物」自体が現存しないのです。「ドイツが隠滅した」と説明されていますが、「証言」以外には、そのような「隠滅」が為された証拠もありません。いずれにせよ、現にそこには「ガス室」が残されていないわけですから、「物証」としての「ガス室」を検証するなら、アウシュヴィッツ(ビルケナウを含む)とマイダネックに、戦後ポーランドの共産主義政権が公開し続け、今も展示されている「ガス室」が本物かどうかを検証する他はないのです。(マウトハウゼン等については、「定説」側はそれを「絶滅収容所」と呼んでいない)。しかしながら、初めに結論を言ってしまうと、アウシュヴィッツなどで今日も公開展示され続けるその数少ない「ガス室」の「実物」は、その位置や構造が余りに不合理で、本物の処刑用ガス室だったとは、到底考えられないのです。つまり、第二次大戦後、何者かが捏造したとしか考えようがないのです。
(西岡昌紀『アウシュウィッツ『ガス室』の真実/本当の悲劇は何だったのか』
(日新報道・1997年)96〜98ページより)
http://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%84%E3%80%8C%E3%82%AC%E3%82%B9%E5%AE%A4%E3%80%8D%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E2%80%95%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E6%82%B2%E5%8A%87%E3%81%AF%E4%BD%95%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%A5%BF%E5%B2%A1-%E6%98%8C%E7%B4%80/dp/4817403934/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1251191180&sr=1-1
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