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[書評] 『ショアー』クロード・ランズマン著   パレスチナの土地の日に
http://www.asyura2.com/09/holocaust6/msg/116.html
投稿者 西岡昌紀 日時 2009 年 3 月 30 日 20:59:34: of0poCGGoydL.
 

(転送・転載を歓迎しますアマゾンの書評より)

ショアー
クロード ランズマン著
エディション: 単行本

皆さんは、アブラハム・ボンバ氏の「ガス室目撃証言」を信じますか?, 2009/3/30


 この本に収められている、アブラハム・ボンバ氏の「証言」によると、氏は戦争中、トレブリンカ収容所で、「ガス室」で殺される女性たちの髪を、その「ガス室」の中で、彼女たちが殺される直前に刈る仕事をさせられて居たのだそうです。では、その「ガス室」がどのくらいの大きさだったのかと言ふと−−「大きな部屋じゃなく、そうですねえ、4メートル平方くらいでした。」(本書254ページ)と言ふのです。問題は次の部分です。その「ガス室」の中に鏡があったかと言ふ質問に答えて、ボンバ氏はこう「証言」します。
「いや、ありませんでした。ベンチだけで、椅子もなかった。ただベンチと、床屋が16人か、17人だけしかいないのに(中略)、女性の数は、あまりにも多かった!一人のカットに、二分ほどかけましたが、それ以上は無理でした」(本書257ページ)
 つまり、「4平方メートルくらい」の「ガス室」の内部にベンチがあり、そこに床屋だけでも「16人か、17人」がいた、と言ふのです。その上、その狭い「ガス室」には、これから殺される女性もたくさん居た筈ですが、ボンバ氏は、一回に何人の女性を刈ったかという問いに答えて、こう「証言」します。
「一度に(中略)、おおよそ(中略)、60人か70人でしたか」(本書258ページ)
そして、次にはこう「証言」します。
「いや、第一集団が終わると、次のグループが入ってくる。あわせて、女性140人としか、150人になりますかね。この人たちのカットが、全部すむと、連中(西岡注:ドイツ人たち)から命令が出て、われわれは、約5分の間に、ガス室を出なければなりません。それから、ガスを送り込み、女性を窒息死させたのです。」(本書258〜259ページ)
 つまり、その「4平方メートルくらい」の「ガス室」内部には、ベンチがあり、床屋が16人か17人居て、その上、何と「あわせて140人か150人」の(殺される)女性が居た(!)と、ボンバ氏は「証言」するのです。「4平方メートルくらい」の「ガス室」にこんなに大勢の人間が入ったと言ふこの「目撃証言」を、皆さんは、信じられますか?

(西岡昌紀・内科医/パレスチナの土地の日に)


(この書評は、私のインティファーダです)

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(参考サイト)
http://www.ihr.org/
http://www.jca.apc.org/~altmedka/aus.html
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise.html

 

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